松村北斗、自分の名前が各国の言葉で…『すずめの戸締まり』海外での大反響に感動
松村北斗(SixTONES)が27日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『すずめの戸締まり』の終映舞台あいさつに出席し、世界中で大ヒットを記録した本作ならではの感動を明かした。イベントには、原菜乃華と新海誠監督も登壇した。
『君の名は。』『天気の子』に続く新海監督の3年ぶりの新作となった『すずめの戸締まり』は、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする「閉じ師」の青年・宗像草太(松村)と出会った少女・すずめ(原)の解放と成長を描く冒険譚。2022年11月11日の公開初日から、今年5月25日までの196日間で、動員数1,110万人・興行収入148.3億円を突破する大ヒットを記録している。
この日をもって、198日という超ロングラン上映が終了する。松村は「終わってしまうのは寂しいです」と胸の内を明かすと、昨年11月28日の大ヒットイベント以来となる三人での登壇に「あれから半年も経つんですね。本当にあっという間なのですが、中身が濃い時間だったので、懐かしさもあります」と笑顔を見せる。
長きにわたって多くのファンに愛され続けてきた映画は、世界各国でも上映され、大きな反響を呼んだ。松村は「世界中に『すずめの戸締まり』が広がっていくなか、国ごとのポスターに僕の名前がその国の言葉で入っていることに感動しました。思ったよりも世界が近くに感じられました」と本作ならではの感想を述べる。
また声優という仕事について、松村は「姿、形、年齢を飛び越えられる、ごくまれな仕事」と自身がイスを演じたことを例に出すと、「そういったことがとても面白いと思いました」と声の仕事にも魅了されたようだ。
イベントの最後、松村は「ここまで歩いてこられたのは、今日ここにいる皆さん、そして映画を観てくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げていた。(磯部正和)