TAO改め、岡本多緒「ラストマン」で地上波ドラマ初出演
「TAO」の名義でトップモデルとして活躍し、ハリウッドを中心に女優としても注目された岡本多緒が、6月4日放送のTBS系ドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」(日曜よる9時)第7話にゲスト出演する。
本作はアメリカからやって来た盲目のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、そのアテンドを命じられた孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件に挑むドラマ。第7話では、資産家の老人の遺体が発見され、年齢差のある後妻が犯人ではと疑われるが、皆実はただ一人それを否定し捜査を進めていく。
岡本は2013年、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のヒロイン役で女優デビューし、日本でも大きな話題に。その後も数々の作品に出演し、福山とはジョン・ウー監督の映画『マンハント』(2017)でも一緒になった。今年から「岡本多緒」として日本に活動拠点を移し、地上波ドラマへの出演はこれが初となる。
本作で岡本が演じるのは、その美貌で男性を虜にするセラピスト・葛西亜理紗。白骨化した遺体で発見された資産家の老人の妻だが、夫と40歳の年齢差がある。亜理紗は以前も年の離れた男性と結婚し、その男性も失踪中。後妻業と思われてもおかしくなく、今回の事件の重要参考人としてマークされる。
岡本は「初めてのことも多く、撮影が始まるまでは不安もありましたが、キャストの皆さん、スタッフの皆さんが優しくご指導くださったので、安心して撮影に臨むことができました。ただ自分の芝居が地上波で流れるのは緊張します!」とコメント。
福山との共演については「以前福山さんとご一緒したジョン・ウー監督のアクション映画では、制作発表などでご挨拶させていただいたものの共演シーンは無く、今回初めてお芝居をご一緒させていただき光栄に思います! 他のキャストの皆さんは初対面の方ばかりだったので、福山さんが『昔からの知り合いなんですよ』と周囲にお話ししてくださったのが、とても有り難かったです。本番前には、盲目の皆実捜査官をいかに手慣れた動作で誘導できるか、何度も練習に付き合ってくださいました」と感謝した。(編集部・中山雄一朗)