75歳ロバート・イングランド、もうフレディ・クルーガーは演じない「歳をとりすぎた」
名作ホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズで殺人鬼フレディ・クルーガーを演じてきたロバート・イングランド(75)が、フレディを演じることはもうないとVarietyに明かした。
焼けただれた皮膚と長いカギ爪が特徴的なホラーアイコンを演じてきたロバート。殺人鬼ジェイソンとの直接対決が実現した『フレディVSジェイソン』(2003)以降、フレディを演じる機会は訪れていない。続編にふさわしい脚本があれば、フレディ役に復帰するか問われたロバートは、「私は歳をとりすぎた。それに、フレディを演じるには少し太りすぎている」と再演の可能性を否定した。
「ファイトシーンも1テイクくらいしかできない。首や背中を悪くしてしまったし、腕は関節炎だ。だから引退しなければならない」と宣言したロバートだが、カメオ出演には前向きな姿勢を見せた。
ちなみにロバートは、次にフレディを演じてほしい役者として『インビジブル』などで知られるケビン・ベーコンの名を挙げており、「彼がジャンルをリスペクトしていることは知っている。それに彼はフィジカルな演技ができる。静寂とケヴィンの動きが合わさることは興味深い」と語っている。(編集部・倉本拓弥)