杏、アカデミー賞参加作『私たちの声』公開が決定!予告編&場面写真も
杏が出演し、第95回アカデミー賞歌曲賞に主題歌「Applause」がノミネートされたアンソロジー映画『私たちの声』の公開が9月1日に決定し、予告編と場面写真が公開された。
本作は、世界の映画界で活躍する女性監督と女優がタッグを組み、女性を主人公にした7つの短編で構成されたアンソロジー映画。「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」をスローガンとして掲げる、非営利映画製作会社「We Do It Together」の企画意図に賛同したキャスト&スタッフが世界中から集結した。杏が出演した『私の一週間』は、育児に仕事に多忙な日々を送る二児の母親のとある一週間を描く短編作品で、『そこのみにて光輝く』で知られる呉美保監督がメガホンを取った。同作の歌曲賞ノミネートを受けて、杏と呉監督は第95回アカデミー賞授賞式に出席した。
公開された場面写真は、杏主演の『私の一週間』をはじめ、過去の出来事が原因で自分の中に存在するもう一人の人格・ペプシと戦う女性キムを演じる『ペプシとキム』(ジェニファー・ハドソン主演)、コロナ禍のロサンゼルスを舞台に、若いホームレスと彼女をケアする医師との交流を描いた『無限の思いやり』(マーシャ・ゲイ・ハーデン&カーラ・デルヴィーニュ出演)、亡き妹が遺した姪と心を通わせていくヒューマンドラマ『帰郷』(エヴァ・ロンゴリア主演)、病院にやってきた犬の飼い主の異変に気付いた獣医の奮闘を描くスリリングなドラマ『声なきサイン』(マルゲリータ・ブイ主演)、初めて出会うトランスジェンダー女性と友情を築いていく裕福な女性が新しい世界を知っていく物語『シェアライド』(ジャクリーン・フェルナンデス主演)、そして怖がらずに常識を破り自我を見つけていく主人公の勇敢な姿を描いたアニメーション『アリア』、という7つの物語の女性たちが写し出され、各作品のメインビジュアルともいえる内容に。
また予告編では、そんな彼女たちの物語が杏の優しく包み込むようなナレーションとともに映し出され、主題歌「Applause」の力強い歌声と疾走感あふれるメロディーによって、ドラマチックに輝く仕上がりになっている。(高橋理久)