『ワイスピ』新作、ローマで規格外ロケ!巨大爆弾も転がして撮影「何も破壊せずに済んだ」
映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)から、舞台となったイタリア・ローマでの規格外な撮影の裏側に迫る特別映像が公開された。
【動画】『ワイスピ』ローマの爆弾シーン、実際に転がして撮影していた!
主人公・ドミニク(ヴィン・ディーゼル)率いるファミリーが、世界各国で危険なミッションに挑むさまを描いてきた同シリーズ。最新作は“永遠の都”とも称されるローマが舞台となり、ドムへの復讐に燃える新たな敵・ダンテ(ジェイソン・モモア)が、ファミリーを壊滅させるため、ローマの街中で巨大な爆弾を放つ。
映像では、燃える巨大爆弾が走行中のバスを突き破り、ローマの名所・スペイン広場を転げ落ちる規格外のシーンの裏側が収められている。実際に爆弾を転がし、爆発までリアルに再現しているが、メガホンを取ったルイ・ルテリエ監督は「人気観光都市ローマには巨大な建造物と歴史がある。その街中に障害物コースを作る。ワイスピにふさわしい“遊び場になった”。幸い、何も破壊せずに済んだ」と涼しげな表情で振り返っている。
バイクスタントはほぼ自分で挑戦したジェイソンも、「ローマは憧れの街だ。しかもバイクで街を走れた。夢が1つかなった」と感無量の表情。主演のヴィンは、ドムの愛車ダッジ・チャージャーを見ると「他の映画やシリーズ作品とは一線を画し、この映画の世界観が際立った瞬間を思い出す」そうで、「それは、トレット家のガレージにポール・ウォーカーと私がいて、ドムが車のことをまるで呼吸をする生き物であるかのように語るシーンのことだ。他の映画で俳優たちをキャスティングするように、私たちが車をキャスティングする理由はここにある。そしてあの車のことを思うと、実生活でポール・ウォーカーという弟ができた時のことを思い出すんだ」と亡き盟友へ思いを馳せた。(編集部・倉本拓弥)