Snow Man佐久間大介、狂気のストーカー役!『マッチング』で実写映画単独初出演<本人コメントあり>
Snow Man の佐久間大介が、土屋太鳳主演のサスペンス・スリラー映画『マッチング』(2024年全国公開)で実写映画単独初出演を果たすことが発表された。佐久間は、狂気のストーカー役を担う。
【動画】映画『マッチング』佐久間大介クランクアップインタビュー
『ミッドナイトスワン』の内田英治が監督・脚本を務める本作は、マッチングアプリによって増えた出会いの裏に仕掛けられた罠の恐怖を完全オリジナルで描く、新感覚サスペンス・スリラー。佐久間が演じるのは、土屋ふんする主人公・輪花(りんか)とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢(ながやま・とむ)だ。
佐久間は、Snow Man のメンバー全員で主演を務めた『映画 おそ松さん』(2022)が観客動員数110万人、興行収入15億円突破の大ヒットを記録。個人としては、アニメ「ブラッククローバー」(2020)で声優としてデビューし、2021年には中国のアニメ映画『白蛇:縁起』の日本語吹き替え版で声優として初主演を務めた。
そんな佐久間が本作では、これまでのイメージを大きく覆す狂気に満ちた役に挑戦。恋愛に奥手な輪花がマッチングアプリを介して出会う吐夢は、異様な暗い雰囲気を漂わせ、輪花に執拗につきまとう。アプリ婚をしたカップルの連続殺人事件に輪花が巻き込まれていく過程で、吐夢が捜査線上に浮上し、これまでにほかのアプリでも問題を起こし、警戒されている人物だったことが発覚する。公開されたキャラクターカットでは、金髪姿で怪しげな眼が印象的な吐夢を見ることができる。
佐久間は、出演オファーの段階では「自分と真逆のキャラがきてとても悩みました」と苦労。しかしながら、内田監督と二人三脚で入念にディスカッションを重ねながらつくりあげ、「結果的に僕じゃないとできなかったんじゃないかなと思うくらい自信の持てる永山吐夢像ができあがりました」と語っている。(編集部・梅山富美子)
佐久間大介(Snow Man)出演決定コメント
最初にお話をいただいた時、自分と真逆のキャラクターの役がきて、とても悩みました。どこまでの表現をするか、吐夢にとって何が原動力なのか自分なりに考えて、内田監督と話し合いを重ねました。役と向き合う時間をたくさん持ったからこその吐夢ができあがったし、最終的には僕じゃないとできなかったんじゃないかと思うくらい自信が持てる永山吐夢像ができあがり、嬉しく思います。愛してあげたいキャラクターになっていると思います。今の生活に近いものの怖さとか、人ってこんなつながりがあるんだとか、つながりがテーマにある作品なので、人を信じるとか、好きになるとか、そういうことも考えられるし、この映画を観て改めていろいろ思うことがあるとも思うので、そういった部分を楽しんでもらえたら嬉しいです。世界一静かな佐久間が見られるので、自分のことを知ってくださっている方は、こういうしゃべり方もできるんだという意外なところも楽しんでいただきたいです。
内田英治監督コメント
本作の重要なキャラクターである永山吐夢役を佐久間大介さんに演じていただきました。とても複雑な感情を持つ難しい役でありますが、撮影前の準備段階から行動の原理や内面的な感情部分など多くの質問をいただき、二人で話し合いながら命を吹き込んだキャラクターです。演技経験がほとんどないということで、そのぶん純度の高い演技を撮影することができました。どうぞスクリーンで、佐久間さんのピュアな感情の変化を見てほしいと思います。
二宮直彦プロデューサーコメント
【永山吐夢】という役は、内田英治監督が新たに生み出した、全く予測の利かない行動で映画を観る人の心を戦慄させる一方で、何故か不思議と愛着をもってしまう強烈なキャラクターです。キャスティングする上で既成の枠にはまらない方を見出したいと考えていた時にバラエティーやコンサートで太陽のように誰の心も明るく照らす佐久間大介さんのご活躍が目に留まり、そのプロフェッショナルなお仕事ぶりに徹底した準備を重ねているように感じまして、陰と陽が反転した時に更にこのキャラクターは強くなると確信してオファーさせていただきました。佐久間さんはキャラクターを深く掴もうと何度も内田監督とミーティングを重ねて、お二人で【永山吐夢】を研磨されていきました。現場でその姿を見た時にスタッフ一同震えました。【俳優・佐久間大介】の凄みをスクリーンでぜひご堪能いただきたいです。