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ドウェイン・ジョンソン『ワイルド・スピード』復帰を正式発表 ホブスの新作スピンオフ製作決定

ホブスが帰ってくる!- 画像は『ワイルド・スピード ICE BREAK』より
ホブスが帰ってくる!- 画像は『ワイルド・スピード ICE BREAK』より - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 俳優のドウェイン・ジョンソンが現地時間1日、映画『ワイルド・スピード』シリーズにホブス役として正式に復帰したことを、自身のInstagramで報告した。米ユニバーサル・ピクチャーズは合わせて、ホブスが主人公となる新作スピンオフ映画(タイトル未定)の製作を発表した。(以下、最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のネタバレを含みます)

【動画】ドウェイン・ジョンソンの『ワイスピ』復帰報告(公式Instagramより)

 新作スピンオフは、ドウェインがジェイソン・ステイサムとW主演した『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)の続編ではなく、シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)と、次回作『ファストX パート2(原題) / Fast X Part 2』(2025年全米公開)の間で起こる出来事を描くという。脚本は、『スーパーコンボ』でドウェインとタッグを組んだクリス・モーガンが執筆する。

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 Instagramに動画を投稿したドウェインは、「みんなが待ち望んだ情報だ。ホブスは『ワイルド・スピード』シリーズに帰ってくる。100%本当だ」と復帰を報告。「俺は自分のキャリアを“観客第一”の精神で積み上げてきた。いつも俺が進む方向さ。『ファイヤーブースト』を世界的にヒットさせた、ファミリーとユニバーサルを祝福したい。ホブスと(ドウェインの製作会社)セブン・バックス・プロダクションズは、フランチャイズを世界中のファンが喜ぶ新たな領域へと上げる気合いで満ち溢れている」とつづっている。

不仲と報じられていたヴィン・ディーゼル&ドウェイン・ジョンソン - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 シリーズ5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)からホブスを演じていたドウェインは、かねてより主演兼プロデューサーを務めるヴィン・ディーゼルとの不仲が報じられていた。8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の撮影現場で、プロ意識に欠ける振る舞いをしたヴィンをドウェインが批判したことがきっかけだ。

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 ドウェインは、『スーパーコンボ』をシリーズ9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より優先して製作したことで他キャストとの関係も悪化したが、後にヴィンへの感謝を伝える動画を投稿したことで、不仲は一時解消されたかに見えた。しかし、『ジェットブレイク』公開時にヴィンが「(ホブスという難しいキャラクターを体現させるために)愛のムチを与える必要があった」と発言したことで不仲問題が再燃。ドウェインは「あれは笑ったね」と反抗し、シリーズには二度と復帰しないことを宣言していた。

 ところが、最新作『ファイヤーブースト』のポストクレジットシーンで、ドウェインふんするホブスがサプライズ登場。『MEGA MAX』でホブスが仕留めた麻薬王レイエスの息子であるダンテ(ジェイソン・モモア)との本格的な衝突を予告するシーンで、ドウェインの電撃復帰は世界中のファンを驚かせた。

 ドウェインは投稿した動画で「ヴィンと俺は去年の夏、過去のことを全て水に流した」と不仲が解消されたことを明かしており、「たとえ意見の違いがあったとしても、俺とヴィンはずっと兄弟だ」とコメントしている。ヴィンは、ドウェインがアップしたInstagramの動画に「いいね!」を押しており、二人の関係は完全に修復されたと見られる。(編集部・倉本拓弥)

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