実写版『バービー』ピンクの塗料を使いすぎて全世界で品薄状態に
マーゴット・ロビー主演の実写映画『バービー』(8月11日全国公開)の撮影で大量に使用されたピンク色の塗料が、全世界で品薄状態になっている。メガホンを取ったグレタ・ガーウィグ監督が、インテリア・デザイン誌「Architectural Digest」に明かした。
世界中で愛されるファッションドール、バービーをファンタジー映画として実写化した本作。バービーたちが暮らす世界バービーランドは、建物はもちろん、家具や洋服、車や飛行機などが全てピンク色に染まっている。
幼少期をバービー人形と一緒に過ごしたガーウィグ監督は、セットにある全てのものをピンク色に染めた理由を「子供時代の気持ちを保つことが最も重要だった」と説明し、「私が少女だった時にバービーを愛したことを、忘れたくなかった」と続ける。
鮮やかなピンクの塗料を、世界中で在庫が足りなくなるほど使ってしまった製作チームたち。不測の事態に、ガーウィグ監督は「世界中でピンクが足りません」と笑いながら語った。
マーゴットふんするバービーの恋人ケンを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』などでお馴染みのライアン・ゴズリング。そのほか、ウィル・フェレル、シム・リウ、エメラルド・フェネル、デュア・リパ、ヘレン・ミレンなど豪華キャストが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)