内田真礼&久保ユリカがハイジとクララに!18禁『マッド・ハイジ』吹き替え版上映決定
スイスの児童文学「アルプスの少女ハイジ」(著:ヨハンナ・シュピリ)をB級バイオレンスとして映画化したR18+映画『マッド・ハイジ』が、人気声優の内田真礼と久保ユリカが参加する日本語吹き替え版で上映されることが決定した。
高畑勲と宮崎駿による1974年のテレビアニメ版でも知られる名作を、エクスプロイテーション映画としてアレンジした本作。強欲な大統領マイリによってチーズが独占されたスイスを舞台に、恋人のペーターや唯一の身寄りであるおじいさんを奪われたハイジが、母国を開放するために立ち上がる。アニメ版でおなじみのシーンの数々を再現するなど、日本へのリスペクトも込められている。
当初、吹き替え版は予告編のみとなる予定だったが、クオリティーの高さと、ハイジの声を担当する内田の「てめえの首をとる! 覚悟しろクソ野郎」という普段のイメージとはギャップのある荒々しいセリフのミスマッチさが話題を呼び、映画本編への起用をもとめる声が寄せられたことから、配給会社が本編の吹き替え版制作を決定、予告編に続いて内田がハイジを演じ、クララ役として久保の起用が決定した。
劇中でハイジを演じるのはアリス・ルーシー。そのほか、独裁者マイリ役を『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズなどのキャスパー・ヴァン・ディーン、“アルムおんじ”ことハイジのおじいさん役を『グラディエーター』などのデヴィッド・スコフィールド、ペーター役をケル・マツェナ、ハイジの親友クララ役をアルマル・G・佐藤が務める。(編集部・入倉功一)
映画『マッド・ハイジ』は7月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開