『アベンジャーズ』ニック・フューリー新作ドラマは先読み不能…サミュエル・L・ジャクソンらが予告
マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズなどで活躍するニック・フューリーが主人公の新ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」から、主演のサミュエル・L・ジャクソンらキャスト陣が、“予測不能”だという作品について語る特別映像が公開された。
ニック・フューリーは、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官であり、最強ヒーローチーム「アベンジャーズ」の創設者。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のキーマンとして活躍してきたフューリーは、本作で異星人・スクラルの地球侵略計画を阻止するため最後の戦いに挑む。
MCUのドラマシリーズは作品ごとにテイストが異なり、「シークレット・インベージョン」は舞台、空気感、脚本全てがスリラー調だという。ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードルは「様々な視点を通してMCUの世界を見ることでキャラクターの違う側面も見えてくる。彼らの本質もさらに深掘りできる」とドラマならではの魅力を語る。
物語の重大なカギを握るスクラルは、『キャプテン・マーベル』などに登場したあらゆる姿に擬態する能力を持つ異星人だ。そのうちの一人・タロス(ベン・メンデルソーン)は、フューリーと親交が深い。重要人物のガイアを演じるエミリア・クラークは「本当に信頼できるのは誰なのか? という疑問は、この作品の肝。全くの予測不能で先読みすることも想像もできない」と擬態するスクラルを通して描くテーマについてコメント。フューリーの右腕マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズは「親しいと思っていた人と話していても、実は思っているのと違う人だったりする。スパイとスパイの戦いよ」と高度な心理戦の展開を示唆した。
本作で初めて主人公となるフューリーは、トレードマークである眼帯を外す姿も見られる。過去作とは異なるフューリーに、サミュエルは「帰ってきたニック・フューリーはかつての権力を失っているんだ。そんなこともあってこの作品ではあまり超人的な方法で問題解決しない」とコメント。アベンジャーズと共に世界を救ってきたフューリーがスーパーパワーに頼らず、自ら先陣を切って脅威と対峙することになると予告した。(編集部・倉本拓弥)
「シークレット・インベージョン」はディズニープラスにて6月21日(水)より独占配信