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判決から1年…ジョニー・デップ、ついに元妻アンバー・ハードから和解金を受け取る

ついに和解金を受け取ったジョニー・デップ
ついに和解金を受け取ったジョニー・デップ - Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images

 ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードに米バージニア州での名誉毀損裁判で勝訴してから1年、ついにハードがデップに和解金100万ドル(約1億4,000万円・1ドル140円計算)を支払った。デップに近い関係者が Fox News などに明かした。

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 デップは、ハードが2018年に新聞に寄稿した文章によっていわれのないDV加害者としてのレッテルを貼られ、仕事を失うことになったとして5,000万ドル(約70億円)の賠償を求めて彼女を訴えた。これに対してハードは、デップの弁護士が彼女の申し立てを「でっち上げ」と呼んだために仕事を失うことになったとして、1億ドル(約140億円)の賠償を求める逆訴訟を起こしていた。陪審団はデップの主張をほぼ認める評決を下し、ハードは賠償金1,035万ドル(約14億円)を、デップは賠償金200万ドル(約2億8,000万円)を互いに支払うことが決まった。

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 ハードの弁護士はその後、彼女には賠償金1,035万ドル(約14億円)の支払い能力がないとニュース番組「Today」で告白。昨年12月、デップはハードから100万ドル(約1億4,000万円)を受け取ることでの和解に合意した。その和解金が今月、ようやくハードの保険会社から支払われたのだという。デップの関係者は和解金は五等分し、五つのチャリティー団体に寄付するとしている。これで二人の7年に及ぶ泥沼離婚と裁判が終結した形だ。

 デップは、先月フランスで開催された第76回カンヌ国際映画祭にオープニング作品『ジャンヌ・デュ・バリー(原題)/ Jeanne du Barry』を引っ提げ出席。ハードとの泥沼離婚劇により演技から遠ざからざるを得なかったデップにとって、『MINAMATA-ミナマタ-』以来3年ぶりの実写映画出演作となった。一方のハードは離婚後の2021年、代理母出産で女の子の母親となり、現在はスペインに移住。今月、イタリアで開催される第69回タオルミーナ映画祭に出演作『イン・ザ・ファイア(原題) / In the Fire』が出品されており、久々に表舞台に姿を見せる予定となっている。(編集部・市川遥)

【お詫びと訂正】初出時の数字に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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