北川景子、声優で「セーラームーン」カムバック セーラーコスモス役に決定
女優の北川景子が、「美少女戦士セーラームーン」シリーズ最終章を2部作で映画化するアニメ『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」』で、セーラーコスモスの声を担当することが明らかになった。2003年放送のドラマ版で女優デビューし、20周年を迎えた北川が、声優として「セーラームーン」にカムバックする。
劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」セーラーコスモスPV
『セーラームーンCosmos』は、武内直子による人気コミックの最終章にあたる“シャドウ・ギャラクティカ編”を映像化する新作劇場版。セーラームーン/月野うさぎをはじめとするセーラー戦士たちと、新たな敵組織シャドウ・ギャラクティカとの戦いが描かれ、6月9日に公開された前編に続いて、6月30日に後編が連続公開される。
本作への出演について、北川は「幼少期に夢中になって楽しみ、影響を受けた『美少女戦士セーラームーン』。しかも私自身のデビュー作品が 2003年のTVドラマ『美少女戦士セーラームーン』の火野レイ / セーラーマーズ役なので、私には思い入れが強く、本当に特別な作品です。今回のお話しをいただいたときは、震えるくらいびっくりしましたし、とても嬉しかったです」とシリーズへの愛を込めてコメント。
北川が演じるセーラーコスモスは、エターナルセーラームーンと密接に関わるキーパーソンであり、北川は「【セーラームーンの未来の究極の姿】セーラーコスモスは、これまでの戦いの中で、つらい思いをしながらも、それをのり越えてきた強さと人間らしいもろさが共存しているキャラクター。神々しい見た目ではありますが、声から深さやあたたかさがだせればと思って演じさせていただきました」とその魅力を解説、また、公開を待つファンに向けて「壁にぶつかった時の立ち上がり方、落ち込んでしまったときの前の向き方、自分がどんな未来に進んでいけばいいのか分からない人の不安を少しでも軽くするようなメッセージが詰まっています。こういう時代だからこそ見ていただいたら絶対に感じていただけることがあると思います。ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけている。
今回の発表に合わせて、特別映像「セーラーコスモス PV」が公開。セーラームーンに「負けたりしない。だって私たちはセーラー戦士だもの」と語りかける神々しい姿が映し出されている。(編集部・入倉功一)
『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《前編》』は公開中、『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《後編》』は6月30日より全国公開