桜井日奈子、年上俳優との「長いラブシーン」に大照れ
桜井日奈子が17日、都内で行われた映画『魔女の香水』(公開中)の公開記念舞台あいさつに平岡祐太と登壇し、二人によるロングキスシーンを思い返して大照れした。この日は、黒木瞳、水沢エレナ、川崎鷹也、宮武由衣監督、菅原智美(製作統括)も来場した。
香水の香りをテーマに女性の成長を描く本作。上司のセクハラ行為に抗議して仕事を辞めさせられた若林恵麻(桜井)は「魔女さん」と呼ばれる白石弥生(黒木瞳)が店主の香水店で働きはじめ、やがて弥生の言葉と彼女が作る香水により人生を切り開いていく。
23歳から30歳までの恵麻を演じた26歳の桜井は「わたしも大人になったんだな」としみじみと語ると、「上質な映画に出演できたこと」「黒木さんとご一緒できたこと」を喜んだ。さらに「同世代の俳優さんに恋をする役が多かったのですが、(今回は)平岡さんのような大人な男性に恋をする役で、わたしも大人になったんだなと思いました」と自身の成長を感じる一つの要因となった、平岡演じる横山蓮と恵麻の恋愛模様にも触れた。
すると平岡も「あんなに長いラブシーンがあったのは初めてでした」と告白。「ずっとキスし続けるんじゃないかと思いました」とも明かすと、桜井と照れくさそうに笑い合った。そして、38歳での初体験を通して「僕も大人になりました」と声を張り、会場の笑いを誘った。
この日は、女性陣が劇中に登場する香水をつけており、桜井が身にまとった香水は「相手の心を想像する」というネーミングで金木犀の香りがするもの。実は、平岡も同じ香水をつけており、金木犀の優しい香りに包まれる桜井は「撮影のあのことを思い出しました」と大人の体験を回顧。平岡も「桜井さんは撮影の時に金木犀の香りをつけて演じていらっしゃった」と思い返していた。(錦怜那)