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『リトル・マーメイド』がV2!『スパイダーバース』続編が前作超えのヒットスタート

映画週末興行成績

『リトル・マーメイド』より
『リトル・マーメイド』より - (C) 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 6月16日から18日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、ディズニーの実写版『リトル・マーメイド』が2週連続首位を獲得した。新作では3本がランクイン。別次元のスパイダーマンたちが集結した世界を舞台にしたアニメの続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が2位、DCコミックスから生まれた地上最速のヒーローを描く『ザ・フラッシュ』が4位、清水崇監督・西畑大吾なにわ男子)主演のホラー『忌怪島/きかいじま』が8位となった。

【画像】『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』場面写真

 『リトル・マーメイド』は週末3日間で観客動員26万7,000人、興行収入4億500万円をあげ、累計成績は動員96万9,000人、興収14億6,700万円を突破している。

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 2位の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、初日から3日間で動員24万9,000人、興収3億9,600万円を記録。前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(最終興収9億円)との初日単日対比は217%、週末3日間対比では182%のヒットスタートを切った。声の出演は、主人公のマイルス・モラレス/スパイダーマン役にシャメイク・ムーア(日本語吹替版は小野賢章)、グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン役にヘイリー・スタインフェルド(日本語吹替版は悠木碧)。

 4位は、DCコミックスから生まれた地上最速のヒーロー“フラッシュ”の活躍を、エズラ・ミラーマイケル・キートンベン・アフレックらを迎えて描く『ザ・フラッシュ』。初日から3日間で動員13万8,000人、興収2億1,500万円を記録した。8位は、清水崇監督が呪われた島を舞台にしたホラー『忌怪島/きかいじま』。なにわ男子の西畑大吾が主演を務め、共演に山本美月生駒里奈平岡祐太ら。

 既存作品では、公開8週目を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が3位。週末3日間で動員19万人、興収2億7,600万円をあげ、累計成績は動員839万人、興収120億円を突破している。公開3週目を迎えた6位の『怪物』が累計で動員90万人に迫り、興収は12億円を突破。9位をキープした『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』は公開30日間で動員62万人、興収10億円を突破した。

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 今週は、A・A・ミルンの児童小説「クマのプーさん」をホラー映画化した『プー あくまのくまさん』、直木賞作家・浅田次郎による時代小説を、朝ドラ「らんまん」も話題の神木隆之介主演で実写映画化した『大名倒産』、オジロマコトのコミックを森七菜奥平大兼の主演で映画化した青春ストーリー『君は放課後インソムニア』、鴨志田一の小説シリーズを原作にしたアニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』、女子高生によるスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』シリーズの第3弾『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2023年6月16日~6月18日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『リトル・マーメイド』:2週目
2(初)『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』:1週目
3(2)『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』:8週目
4(初)『ザ・フラッシュ』:1週目
5(5)『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』:3週目
6(3)『怪物』:3週目
7(4)『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』:5週目
8(初)『忌怪島/きかいじま』:1週目
9(9)『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』:5週目
10(6)『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』:10週目

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