行方不明のタイタニック潜水艇が早くもドキュメンタリーに…イギリスで今夜放送
行方不明になり、懸命の捜索活動が続く「タイタニック号」見学ツアーの潜水艇だが、イギリスでは早くもドキュメンタリーとなった。「タイタニック・サブ:ロスト・アット・シー(原題) / Titanic Sub: Lost at Sea」というタイトルで、現地時間22日夜7時からチャンネル5で放送される。
【画像】美しい!『タイタニック』ケイト・ウィンスレットの現在
イギリスの制作会社ITNが手掛けた「タイタニック・サブ:ロスト・アット・シー(原題)」では、ニュース報道を超えて潜水艇の最新情報を伝えるほか、今回の探検そのものからエクストリーム・ツーリズム(危険な場所への観光)の台頭、救助の試みまでを描き出すという。
これまでも時事ネタを猛スピードでドキュメンタリーにしてきたITNは「何よりも、国民を惹きつけている5人の乗客についてのとても人間的な物語を語ります。海の底に囚われた、家族がいる5人です。短納期のドキュメンタリーに関するわれわれの専門知識と伝統、そして責任ある映画製作に対する評判は、われわれがそのようなストーリーを常に細心の注意を払って扱っていることを意味しています」とコメントしている。
イギリス人ビジネスマンをはじめとした5人を乗せた潜水艇「タイタン」は18日に行方不明に。酸素は96時間で切れるとされている。(朝倉健人)