アニメ「PLUTO」山寺宏一、宮野真守らロボット声優発表！10月26日配信決定
漫画家・浦沢直樹が、手塚治虫「鉄腕アトム」のエピソードをリメイクした人気漫画をアニメ化するNetflixシリーズ「PLUTO」（プルートゥ）の配信日が10月26日に決定し、劇中に登場する「世界最高水準の7人のロボット」らを演じる追加声優が発表、さらにキャラクターボイス入りのティザー予告編が公開された。物語は1話60分の全8話構成となる。
「PLUTO」は、「鉄腕アトム」のエピソードのひとつ「地上最大のロボット」（1964年）を、浦沢が独自の視点と解釈でリメイクした作品。犯行現場に人間の痕跡がない殺人事件の真相を追うユーロポールのロボット捜査官・ゲジヒト（声・藤真秀）や、世界最高の人工知能を持つアトム（声・日笠陽子）に、世界を破滅へと導く"憎しみの存在"が迫る。
この日は、物語の鍵となる、ゲジヒトとアトムを含む「7人の世界最高水準のロボット」をはじめとする追加声優が発表、モンブラン役に安元洋貴、ノース2号役に山寺宏一、ブランド役に木内秀信、ヘラクレス役に小山力也、エプシロン役に宮野真守、そしてプルートゥ役に関俊彦と豪華声優が集結した。ウランの声は鈴木みのりが担当する。
イベントには、エグゼクティブプロデューサーの丸山正雄が登壇。「“アニメ”という言葉がまだ生まれていない時代から、この仕事をしてきました。私の60年のアニメ制作の集大成と言える PLUTO をここ（ロサンゼルス）に持ってこれて嬉しいです」と語った丸山は、原作8巻分の物語を1話60分の全8話で描き切る、贅沢な構成となった本編について、「Netflixと組んだことで本編尺の制限を気にせずに、制作現場として挑戦したいことや原作の大切な部分をすべてやれた」と自信をのぞかせた。
またこの日は、キャラクターデザインを藤田しげる、音楽を「 ジョジョの奇妙な冒険」などの菅野祐悟が担当することも発表された。監督は河口俊夫、制作プロデュースはジェンコ、アニメーション制作はスタジオM2が担当。エグゼクティブプロデューサーに、『この世界の片隅に』の企画・プロデューサーを務めた真木太郎と丸山正雄が名を連ね、手塚治虫の息子でヴィジュアリストの手塚眞が監修を務める。（編集部・入倉功一）
Netflixシリーズ「PLUTO」10月26日（木）独占配信