ガンダムSEED劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』2024年1月26日公開決定!C.E.75を描く完全新作
2日、テレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ最新作となる完全新作が劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のタイトルで2024年1月26日より全国公開されることが決定し、ティザービジュアルと第1弾PVが公開された。また、監督を務める福田己津央からコメントも寄せられた。
「機動戦士ガンダムSEED」は、2002年10月より全50話で放送された、“宇宙世紀”シリーズとは異なる世代に向けて制作された、21世紀初のテレビアニメシリーズ。コズミック・イラ(C.E.)を舞台に、遺伝子操作を受けた人類(コーディネイター)と、操作を受けていない人類(ナチュラル)の対立を背景に、軍事組織ザフトと地球連合軍の争いに巻き込まれたコーディネイターの少年キラ・ヤマトの葛藤が描かれた。
C.E.71からを描いた『機動戦士ガンダム SEED』(2002~2003年)に続き、C.E.73からを描いた続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(2004~2005年)がテレビニメとして放送され、その後も様々なメディア展開により根強い支持を獲得。『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』はC.E.75を描く完全新作ストーリーとなる。
福田己津央監督を筆頭に、脚本の両澤千晶、後藤リウ、音楽の佐橋俊彦、キャラクターデザインの平井久司、メカニカルデザインの大河原邦男、山根公利ほかテレビシリーズを支えたスタッフが集結。
「本来はテレビシリーズ直後にお届けするはずでしたが、長く皆様をお待たせすることになってしまい、申し訳ありませんでした。それにも関わらず今も変わらず応援してくださる皆様に、お礼申し上げます」とコメントを寄せた福田監督は、「テレビシリーズでは自分としても少々やり残した部分があり、それらをクリアしつつも新たな挑戦もしたいと思っています。20年前に戻ってまた再びキラやアスラン、シンたちと新たなドラマを作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。
また、映画の公開に先駆けて、「機動戦士ガンダム SEED」(HDリマスター)全48話を3部作に、「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」(HDリマスター)全50話を4部作に再構成した特別総集編、スペシャルエディションを、8月25日から、全国約50館の劇場にて約3か月に渡り各2週間ずつ順次上映することも決定した。
福田己津央監督のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は2024年1月26日より全国公開
福田己津央監督コメント
本来はテレビシリーズ直後にお届けするはずでしたが、長く皆様をお待たせすることになってしまい、申し訳ありませんでした。
それにも関わらず今も変わらず応援してくださる皆様に、お礼申し上げます。
20年という時間はアニメーションの作り方だけでなく、参加するスタッフも大きく変化しました。「ガンダム SEED」を見ていた人たちが新しいスタッフとして参加して、旧スタッフは年齢だけで言えば、もはやベテランと言えてしまいます。
アナログから3Dデジタルへの移行と新しい表現の形が模索される中、私たち旧スタッフは過去の自分の技術と感性に向き合う日々です。
ストーリーは前作のテレビシリーズ、「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」の続編となる完全新作となります。
「ガンダム SEED」である以上は、「ガンダム SEED」の王道がベストと思いますが、当時と同じモノを作っても、それは同じだと感じてくれることはないと思っています。
何よりまず、それは自分が見たい「ガンダム SEED」ではないですし。
今回はスタッフと技術の新旧の融合。アナログの良さも活かしつつ、時代に合わせた新しい「ガンダム SEED」を目指しております。
テレビシリーズでは自分としても少々やり残した部分があり、それらをクリアしつつも新たな挑戦もしたいと思っています。20年前に戻ってまた再びキラやアスラン、シンたちと新たなドラマを作っていきたいと思います。
皆様どうぞお楽しみに。
「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」監督 福田己津央