19歳で急死したロバート・デ・ニーロの孫、死因が判明か
名優ロバート・デ・ニーロさんの孫で俳優として活動していたレアンドロ・デ・ニーロ・ロドリゲスさんが、19歳で亡くなった。ロバートさんの娘で、レアンドロさんの母親ドレナ・デ・ニーロさんがInstagramで明かしたところによると、死因はフェンタニル中毒なのだという。
New York Post などによると、レアンドロさんは現地時間2日にニューヨークのアパートで亡くなっているのを発見され、遺体の近くには白い粉末状の物質があったのだという。アメリカでは近年、鎮痛剤「フェンタニル」による中毒死の増加が大きな問題になっており、ニューヨーク市警は先月、ニューヨークで流通するドラッグの98%にフェンタニルが混入しているようだと発表していた。
ドレナさんは「誰かがその錠剤にはフェンタニルが含まれていると知りながら、息子に売った。奴らは今もこのクソの売買をしていて、わたしの息子は永遠に失われてしまった」とInstagramにつづっている。なお、正式な薬物検査の結果はまだ出ていない。
ドレナさんと建築家の夫カルロス・ロドリゲスさんの間に生まれたレアンドロさんは、アカデミー賞作品賞にもノミネートされた映画『アリー/スター誕生』(2018)に母ドレナさんと親子で出演していた。ロバートさんは孫の死に、「最愛の孫レオの訃報にとても動揺しています。皆さんからいただいた哀悼の言葉に感謝しています。どうか、私たちに嘆き悲しむ時間をください」と声明を出している。(朝倉健人)