「ハヤブサ消防団」初回から伏線だらけで疑惑のフルコース
中村倫也が主演を務める木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系・毎週木曜午後9:00~)の第1話が放送され、「謎だらけ」「全員怪しい」と話題になっている(※一部ネタバレを含みます)。
ベストセラー作家・池井戸潤の最新作を映像化した本作は、中村ふんするスランプ中の小説家・三馬太郎が、亡き父の故郷である小さな集落“ハヤブサ地区”に移住し、そこで数々の怪事件に巻き込まれてゆくさまを描く戦慄の田園ミステリー。ミステリアスなヒロインを川口春奈が演じるほか、満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、生瀬勝久、古川雄大、山本耕史らが出演する。
都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートさせる太郎だが、ハヤブサでは謎の不審火が続いていることを知る。団体行動が苦手な太郎は、最初は気が進まなかったが、ハヤブサを守りたいという思いに駆られ、地元の消防団に参加することを決心する。
中村をはじめとする満島、橋本、生瀬ら消防団に対し、SNS上では「芸が細かい」「イケオジ消防団カッコいい」などの声が寄せられた。そのほか、Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」での怪演で注目された一ノ瀬ワタルの登場に沸くなど、豪華なキャスト陣の好演が話題となった。
一方、物語は一見するとのどかな景色や気のいい人々との日常が描かれているが、時折ミステリアスな彩(川口)が意味ありげに登場したり、白髪の女性のアップが映し出されたりと、不穏な雰囲気が漂う。さらに、放火犯を探していると思ったら、殺人事件が発生するなど、謎だらけの展開に、「すでに伏線張られてるのか……」「初回から謎と疑惑のてんこ盛りフルコース」「得体の知れない何かがうごめいている様でゾクゾク感で震える!!」「全員怪しい」と今後の展開に気が抜けないという声が上がった。(今井優)