山崎賢人に1,500人が熱狂!杏&岡山天音と『キングダム』新宿サプライズイベント登場
俳優の山崎賢人が18日、西武新宿ペペ前広場で行われた『キングダム 運命の炎』公開直前サプライズイベントに、共演の杏、岡山天音とともに登場、およそ1,500人の聴衆を前に、感激の表情を見せた。(山崎賢人の崎はたつさきが正式表記)
本作は、原泰久の人気コミックを実写映画化した『キングダム』シリーズの第3弾。七大国が群雄割拠する中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦争孤児の信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢亮)たちの戦いの日々を壮大なスケールで描き出す。
会場前に集まった約1,500人を前に、司会を務めた山里亮太(南海キャンディーズ)が「みんな、早く会いたいよね!」と期待をあおるなか、2階のバルコニーステージに山崎と岡山が登場。大きな歓声が鳴り響くなか、山崎は「真夏の猛暑の中、お集まりいただいてありがとうございます」と呼びかけると、「もし体調が悪くなったら救護室もありますので。しっかり水分補給をして、気を付けてください!」と終始、観客を気にかけていた。
さらに山崎は、1,500人を前に「すごいですね」としみじみ。10代の頃から仲良しだったという岡山とよく映画を観に来るなど、新宿は思い出深い土地のようで、「(岡山)天音は10代の頃からすごくしっかりしていて。本当に変わらないなと思います」と山崎が語れば、岡山も「(山崎は)当時からキラキラしてましたけど、より一層キラキラ度が増したというか。スターになっていくのを間近で見ていましたね」と続けた。
そんな中、この日はスペシャルゲストとして、紫夏役の杏も出席。現在フランス在住で、久々の日本の映画イベントとなった杏は「向こうに行ってからは(イベントは)初めてかもしれないです」と切り出すと、「ここからの眺めは初めてなので、今日は(記憶に)刻んでいきたいなと思います」と笑顔。『キングダム』について「1作目は、普通に劇場に足を運んでいたファンのひとりなので。まさか出演することになって、(映画が)封切られることになるのは、万感の思いです」と語ると、山崎は「ありがとうございます!」と笑顔で返していた。
さらに「今日がはじめまして。今まで共演がなかったので、初対面なんです。今日は楽しみに来ました」と語る杏に、山崎も「さっきフランスのお土産をもらって。本当にやさしい方です」と笑顔。
本作では、吉沢演じるエイ政が中華統一を強く目指すようになった理由がつづられた「紫夏編」も描かれる。このエピソードについて、山崎が「めちゃめちゃ号泣して。本当に紫夏のやさしさや懐の深さがあって、(紫夏を演じる)杏さんのお人柄がそのまま出ているんだろうなと思っていました」と語ると、杏は「わたしも泣いちゃいました。あのエピソードは原作でも屈指の名場面なので、できて良かったです」と同意。岡山も「紫夏の包容力と強さを表現できる人って少ないと思うけど、それを杏さんが体現してて。お見事だなと思いました」と付け加えた。
そして山崎は、大勢のファンに向けて、感謝の思いと共に「『キングダム 運命の炎』が公開できるのも、皆さんが1、2と観ていただいて、楽しんでいただいたからだと思います。『キングダム』の輪がどんどん広がって、熱くなっていくのが実感できてうれしいです。『運命の炎』もめちゃくちゃ疾走感があって、人間ドラマも泣けるし、紫夏編は『キングダム』の魂と言われるような物語なので、ぜひとも大スクリーンで観ていただきたいです」と呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『キングダム 運命の炎』は7月28日より全国公開