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玉森裕太、ピクサースタジオ訪問!日本人声優初のサインを刻む

ピクサー・アニメーション・スタジオで対面した玉森裕太とピーター・ソーン監督
ピクサー・アニメーション・スタジオで対面した玉森裕太とピーター・ソーン監督 - (C) 2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』で水の青年・ウェイドの日本版声優を務めた玉森裕太が、米カリフォルニア州にあるピクサー・アニメーション・スタジオを訪問した。玉森はピーター・ソーン監督と対面を果たしたほか、ピクサー・スタジオの歴史ある壁に日本人声優初となるサインも残し、「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました」と感激していた。

【画像】ピクサー・スタジオの歴史ある壁に玉森裕太がサイン!

 本作は火・水・土・風のエレメントの世界を舞台に、アツくなりやすい火の女の子エンバー(日本版声優・川口春奈)と、涙もろくて優しい水の青年ウェイドの恋を描く。スタジオを訪れた玉森は、自身が演じたウェイドについてソーン監督に質問。監督は「ウェイドは、つらい思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は一番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と熱心に解説し、「(ウェイドのように)あなたもロマンチックなタイプですか?」と逆質問。玉森は「めちゃくちゃロマンチックです!」と答えるなど、終始和やかな対面となった。

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 そして、歴代ピクサー作品が生まれたピクサーのメインオフィスである「スティーブ・ジョブズ・ビルディング」を見学した玉森が案内されたのは、無数のサインが施された赤い壁。これは、歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスターたちがスタジオを訪れた際、サインを残していく特別な壁だ。『トイ・ストーリー』でウッディの声を担当したトム・ハンクス、『カーズ』で主人公ライトニング・マックィーンの声優を務めたオーウェン・ウィルソンなど名だたるスターのサインを紹介された玉森に、ピクサーのスタッフから「ぜひ君もサインをしないか?」という言葉が! 玉森は「僕が書いていいんですか? こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しながらも喜び、赤い壁にサイン。この歴史ある壁に名を刻んだ初の日本人声優となった。

 スタジオ訪問でピクサー作品制作の裏側を目の当たりにした玉森は、「多くの方が沢山のアイデアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と感慨深げに語っていた。(編集部・市川遥)

映画『マイ・エレメント』は8月4日より全国公開

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