乃木坂46・久保史緒里、「劇団☆新感線」初参加に喜び爆発！いのうえひでのり「ゴリゴリの曲を歌ってほしい」
乃木坂46の久保史緒里が20日、都内で行われたいのうえ歌舞伎「天號星（てんごうせい）」製作発表会見に出席し、「乃木坂46として活動しているときとは違った自分を見せられたら」と意気込みを語った。
2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演として行われる本舞台。座付き作家・中島かずきが、江戸元禄時代を舞台に、“あっ”と驚く“入れ替わり”の物語が繰り広げられる。久保は、母譲りの才能を持ち、歌って踊って神を降ろしてお告げを伝える踊り巫女“神降ろしのみさき”を演じる。
会見には古田新太、早乙女太一、早乙女友貴、山本千尋、高田聖子、粟根まこと、池田成志、中島かずき（作）、いのうえひでのり（演出）も参加。初となる「劇団☆新感線」参加に、久保は「これまで『劇団☆新感線』さんの舞台を観させていただいて、エネルギーを浴び、生きる原動力になっていました」と大きな影響を受けていたことを明かすと「そんな舞台にまさか自分が参加できるなんて、驚きでいっぱいでした」と喜びを表現。
久保は昨日初めて本読みを行ったそうで、「とても温かい空気で迎えてくださって、これからもっと頑張ろうと気が引き締まりました」と語る。普段は乃木坂46としてアイドル活動を行っているが、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」では、家康の長男・信康の妻で織田信長の娘・五徳を好演。映画『リバー、流れないでよ』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が公開中と、俳優として活躍の場を広げている。
久保は「乃木坂46として活動しているときとは違った自分を見せられたら」と意気込むと「わたしは人見知りなのですが、人懐っこい部分もあるので皆さんと仲良くさせていただきたいです」と笑顔で語っていた。
演出のいのうえは「ドタバタでスリリングなところが見せ場の舞台。久保さんには乃木坂46では歌わないような、『劇団☆新感線』ならではのゴリゴリの曲を歌ってほしい」とオーダーを出すと、古田も「とてもチャーミング。舞台が終わったときには『おとっつあん』と呼ばれるぐらい手懐けたい」と笑顔を見せていた。久保も「終わるころには『おとっつあん』と呼べて、いつかお酒が飲めれば」と抱負を述べると、古田は「じゃあ、明後日いこうか」と発言し、会場を笑わせていた。
舞台は1か月以上の長丁場となる。久保は「わたしはチャンバラなどのシーンは多いわけではないのですが、とにかく舞台は体力勝負という話を伺っているので、よく食べてよく寝て乗り切りたいです」と意欲を見せていた。（磯部正和）