ベン・アフレック版バットマン、『アクアマン』続編からカットされる
DC映画『アクアマン』の続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題) / Aquaman and the Lost Kingdom』から、ベン・アフレックが再演するバットマンの登場シーンがカットされたと、The Hollywood Reporter が報じた。
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DCフィルムズの元社長ウォルター・ハマダは当初、マイケル・キートン版バットマンを“DC版ニック・フューリー”のような役割で『アクアマン』続編に登場させようとしていた。しかし、キートンが出演予定だった『バットガール(原題) / Batgirl』のお蔵入りや、バットマン復帰作『ザ・フラッシュ』の公開延期などが相次ぎ、『アクアマン』に登場するバットマンは、急きょキートン版からアフレック版に差し替えられた。
ところが、The Hollywood Reporter の情報筋は、映画の最新バージョンにはバットマンの出番が存在しないと報道。新生DCユニバース(DCU)を指揮するDCスタジオのジェームズ・ガンとピーター・サフランは、実現することのないユニバースを約束したくない、過去のことを過剰に結びつけたくないという狙いがあるという。出番カットが事実である場合、アフレック版バットマンの登場は『ザ・フラッシュ』が最後となる。
『アクアマン』続編は、今年6月に3回目となる再撮影を実施。テスト試写が繰り返し行われては、シーンの追加・削除が発生するなど、情報筋は「混沌を極めている」と伝えている。製作費はすでに当初の2億500万ドルから大幅にオーバーしているが、米ワーナーは作品のクオリティーアップのため、今後も追加投資していく姿勢だという。映画は12月20日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)