『シャザム2』レビューは低評価すぎた…主演俳優「あまりに意地悪」
DC映画『シャザム!』(2019)の続編『シャザム!~神々の怒り~』が受けた評価について、主演のザカリー・リーヴァイが思うところをポッドキャスト番組 The FilmUp Podcast で語った。
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大手映画批評サイト「ロッテントマト」での『シャザム!~神々の怒り~』の批評家支持率は49%というがっかり評価(※観客支持率=オーディエンススコアは86%)。高評価を得た前作は世界興行収入3億6,779万9,011ドル(約515億円)を稼ぎ出したが、今作の世界興収は1億3,383万8,006ドル(約187億円)にとどまるなど興行的に失敗した。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル140円計算)
ザカリーは「(DC映画における)シャザムの将来がどうなるかはわからない」と切り出すと、「残念なことに、第2弾の評価が悪かったから。それでもオーディエンススコアは結構良かった。だけど批評家の評価はすごく奇妙で困惑させられるぐらい低かった。あまりに意地悪だったよ」と振り返る。「たくさん不足している部分があったのはわかっているんだよ。何も『シャザム!~神々の怒り~』は完璧で、オーソン・ウェルズみたいな傑作だと言っているんわけじゃない。それでも良い映画だったじゃないか」
また、ザカリーは映画の公開前、反ワクチン的なツイートをしたことで批判にもさらされた。彼はSNSでのヘイトも作品に影響を与えたと考えているといい、「特定のプロジェクトが気に入らないから、僕のことが気に入らないから、もしくは映画に関わっているその他の人が気に入らないから、といった理由でその作品を破壊したがる人たちがいると思うんだ」とも語っていた。
昨年、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、全てのDC映画、ドラマ、アニメーション、ゲームをまとめて監修する新スタジオ、DCスタジオを設立。先を見据えた長期的な新生DCユニバース(DCU)構想がスタートする中で、それ以前から制作されていた『シャザム!~神々の怒り~』が立ち位置不明なまま公開されてしまったことも、同作にとっては不幸だった。(編集部・市川遥)