実写映画『沈黙の艦隊』IMAXで同時上映 新写真8点公開
漫画家・かわぐちかいじの代表作を、大沢たかお主演で実写化する映画『沈黙の艦隊』（9月29日公開）が、公開初日より通常上映に加えIMAX版も同時上映されることが決定。あわせて、IMAX版のポスタービジュアルと、緊迫感溢れる新たな場面写真8点が公開された。
本作は、日米共同で極秘裏に建造された、日本初の原子力潜水艦シーバットをめぐる軍事サスペンス。シーバットに核ミサイルを積載し、乗員を伴って逃亡した艦長・海江田四郎（大沢）の描いた大胆不敵なシナリオと、天才的な操艦技術に日米が翻弄され、重大な決断と選択を迫られる。『ハケンアニメ！』の吉野耕平が監督を、高井光（高ははしごだかが正式表記）が脚本を、『キングダム』や『銀魂』シリーズなどのクレデウスが制作を担当する。
公開されたIMAX版のポスタービジュアルは、原子力潜水艦〈シーバット〉が全面にあしらわれており、深海に降るマリンスノーを掻き散らしながら最大戦速で潜航する姿は、まさに海江田が核ミサイルを搭載し迫りくる様を連想させるようだ。また、場面写真には、独立戦闘国家“やまと”の建国を宣言せんとする海江田の力強い表情をはじめ、米海軍・ライアン大佐と握手をかわす姿や、海江田の暴走を止めようと“やまと”に乗り込む深町洋（玉木宏）、深町艦長が指揮を執り副長・速水貴子（水川あさみ）とソナーマン・南波栄一（ユースケ・サンタマリア）を擁する、“たつなみ”の艦内、海難事故の対処に奔走する入江蒼士（中村倫也）の姿など緊迫感が漂うシーンが満載。
さらに、神妙な面持ちを見せる官房長官・海原渉（江口洋介）や、防衛大臣・曽根崎仁美（夏川結衣）、総理大臣・竹上登志雄（笹野高史）といった政治を司る面々に、ニュースキャスターとして強い意志で訴えかける市谷裕美（上戸彩）の姿など、全8点から本作の重厚な世界観が垣間見える。（高橋理久）