「真夏のシンデレラ」萩原利久演じる修の失言連発からのファインプレーに沸く
森七菜&間宮祥太朗主演の月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系・毎週月曜21時~21時54分)第4話が31日に放送され、大ヒット中の映画『キングダム 運命の炎』(公開中)の蒙毅(もうき)役も話題の萩原利久が演じる嫌味なエリート・修の“クラッシャー”ぶりが注目を浴びた(※一部ネタバレあり。第4話の内容に触れています)。
【画像】健人と匠がバチバチ&修は失言連発…最悪な修羅場へ<第4話場面写真>
本作は、負けん気の強いサップのインストラクター・夏海(森七菜)と一流大学を卒業し大手建築会社に務める健人(間宮祥太朗)、環境も価値観も異なる二人を軸に、男女8人の真夏の恋愛模様を描くストーリー。第4話では、夏海と健人が行き違いからケンカになり、夏海の実家が経営するサップスクール&食堂が大雨で被害を受け、休業を余儀なくされてからの展開。幼なじみで大工の匠(神尾楓珠)や親友の愛梨(吉川愛)、理沙(仁村紗和)らが修繕の手伝いに訪れ、健人、守(白濱亜嵐)、修も合流。匠が夏海と接近しつつある健人をけん制し、ギスギスした空気が漂うなか、修が失言を連発して修羅場と化した。
~以下、第4話のネタバレを含みます~
前話では愛梨から“性格は悪いけど本当はイイ人”と認定された修だが、この日は輪をかけて毒舌になり言ってはいけないことばかりを連発。大工の匠と建設会社の御曹司である健人が同じ業界同士で合いそうだという話題になった際には匠に「東大卒の建築士と一緒にすんなよ」「おまえなんか逆立ちしても勝てない」と言い放ち、周囲は唖然。また、修も医者志望であることを知ったライフセーバー兼医者の宗佑(水上恒司)が「俺でよかったら何でも聞いてください」と親しみを込めて話すと修は「どうみても出世コース外れてそうだし、参考にならないと思うんで」とあっさり拒否。
ことごとく場の空気を悪くする修だったが、SNS上では夏海に思わせぶりな態度をとり続ける匠に非難が集中していただけに「失礼過ぎて面白すぎる」と、さほど修の失言は深刻に受け止められていない様子だった。しかし、修が夏海の弟・海斗(大西利空)を中傷したことで取り返しのつかない事態へ。海斗が期末テストの成績が悪く、夏休みも追試だと聞いた修が「バカを擬人化したような弟だな」「母親がいないとやっぱあんな子供に育つのか」とつぶやくと、愛梨が「今までは見逃せてたけど今回のは許せない」とブチ切れ。しかし修は事態を理解していないようで「なんだよ、事実だろ?」と悪びれず、愛梨はたまりかねて「いい加減にしろよ! なんで人の気持ち考えられないの?」と平手打ちをくらわせた。
その後、これはまずいと割って入った守が「修は他人の気持ちを考えてもわからない。それが修のコンプレックスでもある」とフォローすることで場が収まるかに見えたが、修は「またポイント稼ぎかよ」と食って掛かったうえに、守の学歴詐称を暴露。守とも口論になり、気まずいムードに。
修が誰彼構わず傷つける一部始終に、SNS上では「お前は絶対医者になるな」「なんで2人は修と友達なんだ」「引くぐらい言い過ぎ」「まじ無理」「今日はどうしちゃったの?」とドン引きする声が続々。しかし、修の気持ちを察した夏海が「これから仕事なのに来てくれてありがとう」と礼を言い差し入れを渡すと、さすがの修も申し訳なさそうな顔に。「お前と一緒にいると調子が狂う」と言いながら、その後に発した言葉によって図らずも夏海と健人が仲直り。一転して「ファインプレー」「ナイスアシスト!」と称賛のムードに変わった。
先ごろ萩原が行ったインスタライブではファンから本作に関する質問も上がり、萩原が「(修の)口が強くて驚かれた方もいると思いますが、撮影はとても楽しくやらせていただいています」と報告。修を「不器用だけど根は優しいんじゃないか」と評し、修に比べて自身は「もう少しマイルドに生きていると思う」とも。また、ドラマのラストが決まっていないだけに「台本1話貰うたびにすぐ読んでしまう」と言い、視聴者と同じ目線で観ていると話していた。(編集部・石井百合子)