「刑事7人」最終回に「科捜研の女」マリコ登場 東山紀之&沢口靖子32年ぶり共演でバトンタッチ
明日9日に放送される、東山紀之主演の連続ドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系・水曜よる9時~)の最終話に、翌週の16日からスタートする「科捜研の女 season23」のヒロイン・榊マリコ(沢口靖子)が登場することが発表された。
2015年の放送開始以来、東山が演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが展開する刑事ドラマとして支持を集める「刑事7人」と、シリーズ25年目にして“水9”枠で新たなスタートを切る「科捜研の女」。テレ朝を代表する人気ミステリードラマのバトンタッチコラボが実現、「刑事7人」最終回のどこかで、天樹とマリコが邂逅を果たす。
撮影当日、「刑事7人」の現場に入った沢口は「榊マリコ、京都府警より参りました! よろしくお願いいたします」と笑顔であいさつし、東山は「やっぱり、沢口さんはキチンとされているなぁ! 『刑事7人』は男ばかりでむさ苦しいので(笑)、沢口さんが来てくださってとても新鮮です」と拍手で歓迎する。
東山と沢口の共演は、1990年の時代劇スペシャル「源義経」(TBS)と、翌年の「橋田壽賀子スペシャルドラマ 源氏物語」(TBS)以来、32年ぶりだといい、ベテラン同士の撮影はスムーズに進行。2人でタイミングを合わせながら順調にOKカットを重ねていき、人気ミステリーのメインキャラクターが同じ世界線でめぐりあう、貴重なシーンが完成した。
撮影を終えた東山は、「お互いドラマシリーズを継続する立場として、年月を経てこうやって作品で“出会う瞬間”をいただいたことには感慨深いものがあります。とてもいい時間でした」としみじみ。
一方、「こういった番組同士のコラボは、それぞれの作品の世界観を超えて、視聴者のみなさんに“夢”を感じていただくことができますよね」という沢口は、「20代のころ、『源義経』『源氏物語』でご一緒して以来の共演なのですが、東山さんは当時とまったく変わらず、本当にダンディー! ブレない姿勢をお持ちだなと思いました」と現場で目撃した、座長・東山の気配りにあらためて感銘を受けたことを明かした。
バトンタッチを終えた東山は「『科捜研の女』は現行連ドラ最多シリーズ記録を更新し続けていますが、取り上げる事件やゲストが変わるので毎回、新しい作品に挑んでいるといっても過言ではないですよね。だからこそ、体力的にも精神的にも強くないと、継続は難しい。沢口さんが今日まで主演を続けているのは、本当にスゴイこと」と沢口を称賛。
そんな東山からのエールを受けた沢口は「今回のコラボ出演シーンで、天樹さんがマリコに“あるモノ”を渡してくださるのですが、まさにバトンを受け取ったような気持ちになりました。共に長年続くシリーズ作品を担っている者同士、今シーズンはもちろん、こちらからもバトンをお返しできるようないい作品を作り続けていきたいなという気持ちですね」と新シーズンに向けて決意を語っている。(編集部・入倉功一)
「刑事7人」最終話は8月9日よる9:00~9:54放送
「科捜研の女 season23」初回2時間スペシャルは8月16日よる8:00~9:54放送