『ハンガー・ゲーム』前日譚映画、冬に日本公開決定!若き日のスノーが主人公
ジェニファー・ローレンスが主演を務めた大ヒット映画『ハンガー・ゲーム』シリーズの前日譚が、『ハンガー・ゲーム0』の邦題で冬に日本公開されることが決定し、特報とティザービジュアルが公開された。
作家スーザン・コリンズのベストセラー小説を基にした『ハンガー・ゲーム』は、独裁国家パネムを舞台に、少年少女24人が一人になるまで殺し合う非情なサバイバルゲームを描いたアクションシリーズ。前日譚は、過去作の主人公カットニス・エバディーン(ジェニファー)がプレイヤーとして志願する64年前の物語で、後に独裁者として大統領(ドナルド・サザーランド)になる、18歳の若きスノーが主人公となる。
記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、贄の教育係に任命された18歳の少年スノーは、貧しい境遇から抜け出す為に優勝を心に決める。だが、彼が担当する事になったのは、最も弱い第12地区の少女ルーシー。彼女の唯一の武器は歌だった。
教育係となったスノーに対して「勝つ事だけ教えて」と返すルーシー。二人は次第に惹かれ合っていくが、ルーシーは「人は生まれつき善意を持ってる」と生き残りをかけて戦い、スノーは「勝利こそ全てだ」と考え、のし上がる為に野心を燃やしていく。
若き日のスノーを演じるのは、映画『ロビン・フッド』でデビューしたトム・ブライス。ヒロイン・ルーシーを『ウエスト・サイド・ストーリー』で注目されたレイチェル・ゼグラーが演じるほか、ハンガー・ゲーム考案者であるキャスカ・ハイボトム役でピーター・ディンクレイジ、ゲーム司会者のラッキー・フリッカーマン役でジェイソン・シュワルツマン、ヘッド・ゲームメーカーのヴォラムニア・ゴール博士役でヴィオラ・デイヴィスが出演。監督は過去作を手がけたフランシス・ローレンスが続投し、脚本は『アサシン クリード』のマイケル・レスリーと『ハンガー・ゲーム2』のマイケル・アーントが執筆した。(編集部・倉本拓弥)
映画『ハンガー・ゲーム0』は今冬TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開