「VIVANT」乃木＆薫に兄妹説　和製『スター・ウォーズ』ルーク＆レイアと視聴者予想

　堺雅人が主演を務めるTBS日曜劇場「VIVANT」（毎週日曜よる9時～）の第6話が20日に放送され、主人公・乃木憂助（堺）と二階堂ふみ演じる医師・柚木薫が兄妹ではないかと、SNSで考察が飛び交っている。（以下、第6話のネタバレを含みます）

【画像】「VIVANT」版ダース・ベイダー？乃木の父でテントのボス、ノゴーン・ベキ

　特殊部隊「別班」のメンバーである乃木は、大手商社「丸菱商事」で起きた誤送金事件の損失金を回収するため、中央アジア・バルカ共和国に向かった。世界医療機構の医師である薫とは、バルカ共和国で出会い、警視庁公安部の野崎守（阿部寛）と共に日本へと帰還した。

　乃木＆薫の兄妹説について、第6話で気になる描写がいくつか登場していた。乃木が、手術を終えたジャミーンに語りかける薫の姿を見た時、自身の母・明美（高梨臨）のフラッシュバックが流れ、驚いた表情を見せる。さらに、薫が乃木宅を訪問してきた際には、乃木から「薫さんを見ていると、母を思い出すんです」「うっすらとだけ浮かぶんです。母に抱かれた僕を見て、父が笑ってる。そんな光景が」というセリフも飛び出した。

　本作は以前から、人気SF映画『スター・ウォーズ』を連想させると話題になっている。乃木の父・乃木卓（役所広司）はテロ組織「テント」のリーダー、ノゴーン・ベキであり、『スター・ウォーズ』の主人公ルーク・スカイウォーカーと、実の父親でシスの暗黒卿ダース・ベイダー／アナキン・スカイウォーカーの関係性を連想させる。乃木と薫が兄妹と考えると、『スター・ウォーズ』におけるルークと双子の妹レイア・オーガナの関係性と合致する。二人は、同じ反乱軍のメンバーとして帝国と戦い、旧三部作の完結編『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還』で兄妹であることが判明する。

　SNSでも「薫は生き別れの兄妹だと思う」「乃木＝ルーク、ベキ＝ダース・ベイダー、ということは薫＝レイア」「母を思い出すということは、やっぱり兄妹？」と考察する視聴者が続々。『スター・ウォーズ』との類似点も多数挙がっている。（編集部・倉本拓弥）