雛形あきこ『キングオージャー』出演に夫・天野浩成が歓喜「誰よりも主人が喜んでいます」
現在放送中の特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の劇場版『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』のキャスト・スタッフトーク付き応援上映が23日に新宿バルト9で行われ、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役の佳久創、トウフ国の前女王殿・イロキ役の雛形あきこ、そして脚本の高野水登、上堀内佳寿也監督が登壇した。
【トークノーカット映像】佳久創、雛形あきこ登壇『キングオージャー』トーク付き応援上映
本作は、地帝国バグナラクからチキューを守るため、各国の王たちが集結する特撮ドラマ「キングオージャー」シリーズの劇場版。国王就任の儀(戴冠式)に臨んだ主人公ギラ・ハスティー/クワガタオージャー(酒井大成)と王たちが、シュゴッダム国王が即位した時に入口が開くという、死の国ハーカバーカで冒険を繰り広げる。
本作の関連イベント登壇は初となる雛形の登場に、会場の観客は大喝采。「仮面ライダー剣(ブレイド)」で仮面ライダーギャレン/橘朔也を演じた天野浩成を夫に持つ雛形が「オファーをいただいて、誰よりも主人が喜んでいます」と明かすと、大きな拍手が送られた。
その天野といえば、X(旧Twitter)に投稿した推し活用の「うちわ」が話題に。ピンク地に「ママのイロキち」「バンザイして」の文字が施された手作り感満載のうちわについて、司会者からふられた雛形は「持っていけと言われたけど、さすがに置いてきました。しかも『バンザイして』という独特なメッセージをつけてますけど……」と苦笑い。「(バンザイの)リクエストってされるものなんですか?」と疑問を投げかけると、登壇者たちからは「ないですね」という答え。それでも「……バンザイしてみる?」という提案が飛び出し、会場全体で「トウフ、バンザイ!」を行うも、雛形が「ここにいない天野のリクエストなんですけどね」と付け加え、会場は大いに沸いた。
さらに雛形は「イロキという役なのに、(天野のせいで)“ママのイロキ”と言われるようになって。“ママ”はついていないんですよ」と嘆いてみせてファンも大笑い。会場には「ママのイロキ」と記したうちわを持参するファンも多く、それを観た雛形は「思った反響と違ってずれがありましたけど、それだけいろんな方が観てくださるということで。うれしいですね」と笑顔を見せた。
一方の佳久は「幼少の頃に天野さんとお会いしたことがあったので、雛形さんと会うときはめちゃくちゃ緊張していた」といい、雛形とカグラギとイロキの関係性について話し合おうとするも、ガチガチになってうまく話せなかったことを告白。
「キモくなかったですか」と恐縮する佳久に、雛形は「まじめな方だと思いましたよ」と優しい笑顔。そんな2人について、上堀内監督は「雛形さんの絵面が強くて、カメラマンさんからも引きじゃなくて、イロキ(の寄り)で押さないかという提案があるほどだった。しかも反対にカメラを向けると(対面に佳久がいて)。こちらも絵面が強い。結局どこを撮っても絵面が強かった」と明かしていた。
その後は応援上映の予行演習を実施。スクリーンに冒頭のキャスト登場シーンと、イロキとカグラギの対面シーンが映し出され、会場からは次々と応援コメントが飛び交った。
その盛り上がりを受け「このイベントが告知されたのが1週間前なのに、2日で完売したということで、本当に『キングオージャー』がたくさんの方に支持されているのがすごくわかりますし、なんといってもトウフ国がめちゃくちゃ人気だということですよね」と語った佳久が、「9月から放送されるビジュアル見ました? カッコいいですよね。ぜひ皆さんにお勧めしてください」と呼びかけると会場はさらに大盛り上がり。最後に佳久が「トウフの民は」と呼びかけると、観客は「地球イチ!」と返すなど、大盛況のイベントとなった。(取材・文:壬生智裕)