BE:FIRST・LEO、映画舞台挨拶で「夢のよう…」 新曲への思いも
7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが25日、都内で行われた映画『BE:the ONE』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇。映画好きのLEOは制作が決まったときの思いや、ステージ上での素直な思いを明かした。
本作はBE:FIRST初のライブドキュメンタリー。2021年にオーディション番組「THE FIRST」で人気に火がつき、快進撃を続ける彼らのライブパフォーマンスやその舞台裏、メンバーのインタビューなどで構成。韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスは、本作でしか観られないもの。
「映画が大好きで、映画館で働いていたこともある」というLEOは、映画制作の話を聞いたときに「映画に出たらどうなるんだろう……と漠然と思い描いていた夢を、大好きなチームと叶えられると想像して、ワクワクしたというか幸せな気分でした」と振り返る。
また、大勢のファンに見守られながらステージでSOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKIとメンバーが勢ぞろいした舞台挨拶について「ここに立っているのも、まだ夢のような感じもします」と打ち明け、「自分がスクリーンに映っている姿が……試写は観ましたが大きいスクリーンでは観ていないので、早く観たい気持ちでいっぱいです」と期待を寄せた。
MCから映画鑑賞後にグループの生みの親で事務所社長でもあるSKY-HIと話をしたのかと問われると、「これからですね。社長もいろんなグループがあるので忙しくて……」と内情をぶっちゃけて笑いを誘い、「僕も早く会いたいです。しゃべりたいです」とラブコールを送った。
9月13日には4thシングル「Mainstream」がリリースされる。JUNONは「僕たちが制作段階から少しずつ関わらせていただいたので、僕たちの意思もすごくこもっていますし、これから僕たちが始まるという覚悟がこもっているような楽曲になっています」とアピール。LEOは「『絶対にネタバレはなしだからね』と(スタッフから)念押しされているので……」と口ごもりつつ、「自分たちの“好き”とかルーツを詰め込んだ楽曲になっていて、新しいBE:FIRSTが見られると感じていただけると思うので楽しみにしてください」と呼びかけた。
なお、舞台挨拶にはキム・ハミンと共同監督を務めたオ・ユンドンも急きょ駆け付けた。本作は初めて日本人のアーティストと組んだ作品だと言い、「BE:FIRSTさんがすぐに音楽というジャンルで世界に進出する確信がもてました。きっと世界中の多くのBESTY(BE:FIRSTのファンネーム)さんが見てくれると思いますので制作する側としてはこのうえない大きな幸せを感じております。この映画は過去と未来のBESTYさんたちのために制作された作品です。同時にこれから繰り広げられるBE:FIRSTさんたちの偉大なイントロのような作品になることを祈ります。またこの映画はScreenXと4DXというフォーマットに特化して企画及び撮影された作品です。ライブ会場では感じられなかった新しい感動をBESTYさんたちにプレゼントできると確信しております」と力強く語っていた。(錦怜那)