竜星涼、24年大河で永山絢斗被告の代役 「光る君へ」“荒くれ者”藤原隆家役で大河初出演
吉高由里子が主演を務める2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」の新キャストが31日、同作のX(旧:Twitter)で発表され、永山絢斗被告が降板した藤原隆家(ふじわらのたかいえ)役を、竜星涼が演じることが明らかになった。竜星にとって大河ドラマへの出演は初。同役を演じるにあたり「天下のさがなもの(荒くれ者)と呼ばれていた藤原隆家。平安時代にして、貴族でありながらも雅な人生とは真逆な武闘派であり、自分の信念を守り屈服しない強い人間。これは男として、また自分の信念にも通じ、とても憧れるものがありました。また、統率力もあったと思われる彼の武人としての人間力をどう演じるか今からとてもワクワクしています」とコメントを寄せている。
本作は、平安時代に世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生みだした紫式部(まひろ/吉高)を主人公にしたストーリー。脚本を2006年放送の大河ドラマ「功名が辻」などの大石静が担当する。
当初、隆家を永山が演じる予定だったが、今年6月16日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのち、所属事務所がNHKに出演辞退を申し出ていた。
日曜劇場「VIVANT」(放送中)、映画『Gメン』(公開中)も話題の竜星。演じる隆家は、道長(柄本佑)の甥で、伊周(三浦翔平)、定子(高畑充希)の弟。父・道隆(井浦新)の死後、一家没落の憂き目を見るが、冷静かつ闊達な性格で乗りこえていく。のちに大宰府に赴任し、大陸から攻めてきた刀伊(とい)と対峙する。(編集部・石井百合子)