萩原利久、撮影現場でダチョウ愛さく裂！
俳優の萩原利久が31日、都内で行われた映画『ミステリと言う勿れ』（9月15日公開）のプレミアイベント＆完成披露試写会舞台あいさつに出席し、撮影現場で盛り上がったというダチョウにまつわるエピソードを語った。この日は、主演の菅田将暉、共演者の柴咲コウ、町田啓太、原菜乃華、松下洸平、鈴木保奈美、滝藤賢一、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、松山博昭監督も登壇した。
萩原は本作で、広島の名家・狩集家の遺産相続候補者の1人で、ヤンチャな性格だが根は真面目な波々壁新音（ははかべ・ねお）を演じる。現場では動物クイズを出演者らに出題するなど、茶目っ気たっぷりのムードメーカーだったといい、司会者から「どういうクイズを出していたんですか？」と聞かれると、「ちょっとした雑学的な感じのクイズです。撮影が遅くなった時とか、ちょうどいい時間を見計らってクイズを出しながら皆さんとおしゃべりしてました」と照れ臭そうに振り返る。
クイズはダチョウにまつわるものが多かったとも。「僕自身、ダチョウが好きでダチョウの足の速さとかダチョウの特性を……」とクイズの具体的な内容も紹介。ダチョウが好きな理由を聞かれると、「身体能力が非常に高くて、調べれば調べるほど、面白い生態をしていて、撮影時期におもいっきりハマっていたんです。みなさんにもダチョウの魅力を知ってもらいたくて一生懸命話していたら意外と盛り上がってしまいました」と現場の様子を交えつつ理由を明かした。
主演の菅田は萩原の事務所の先輩にあたるが、「菅田さんは何か先輩としてアドバイスはありますか？」と司会者に振られると、萩原の顔を見つめて「ダチョウ以外の活躍を期待しております」とエール。萩原は「たくさんの人に愛されている作品に参加できるのは嬉しいこと。豪華なメンバーの中で一緒にやれたことも勉強になりました。恵まれているなって思います。1人でも多くの方に見てもらいたいです」と呼び掛けていた。
田村由美の漫画を実写化し、2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠で放送された大ヒットドラマの映画版となる本作。天然パーマがトレードマークの大学生・久能整（菅田）が広島を訪れ、いわく付きの名家の遺産相続事件に巻き込まれていくさまを描く。（取材・文：名鹿祥史）