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【ネタバレ】実写版「ONE PIECE」でやむなくカットされた町 製作者が後悔「少し急ぎすぎた」

原作でも重要な町 - 画像は実写版「ONE PIECE」より
原作でも重要な町 - 画像は実写版「ONE PIECE」より - (C)尾田栄一郎/集英社

 Netflixで全世界配信中のドラマシリーズ「ONE PIECE」の製作総指揮を務めたスティーヴン・マエダが、実写版でやむなくカットした町について、Screen Rant に語った。(以下、ドラマ最終話のネタバレを含みます)

【画像】ナミが可愛すぎ!実写版「ONE PIECE」麦わらの一味のビジュアル

 尾田栄一郎の人気漫画を原作とする「ONE PIECE」は、海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、主人公モンキー・D・ルフィ(イニャキ・ゴドイ)率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す海洋ロマン。実写ドラマは、ルフィの旅立ちから魚人海賊・アーロンとの戦い(原作第1巻~第11巻第95話)までを全8話で描き出す。

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 マエダによると、実写版でカットされたのは現代のローグタウン。“始まりと終りの町”と呼ばれるローグタウンは、ロジャーが処刑された町で、ドラマ第1話では、ロジャーの処刑シーンとして過去のローグタウンのみ登場している。

 原作漫画では、アーロンを倒した麦わらの一味がローグタウンに上陸し、ルフィがロジャーの死刑台を訪れるシーンなどが描かれる。マエダによると、現代のローグタウンを描くには「あと2話必要だった」そうで、「予算の都合はもちろん、ローグタウンに割く時間がなかった」と話している。

 冒頭で過去のローグタウンを描いたことから、「ローグタウンに戻りたかった。ただ、全8話では収まりきらなかった」とも語るマエダ。「少し急ぎすぎたとも感じているし、(ローグタウンを)建設するにはお金もかかる。これが(シーズン1での)後悔ですね」と告白した。

 ちなみに、最終話のラストシーンでは、モクモクの実の能力者である海軍大佐・スモーカーの後ろ姿が映し出された。スモーカーはローグタウンで初登場したキャラクターであるため、シーズン2が実現すれば、ローグタウンでの出来事が実写化される可能性が高そうだ。(編集部・倉本拓弥)

Netflixシリーズ「ONE PIECE」世界独占配信中

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