【ネタバレ】「バチェラー5」カップルが語る裏話！真実の愛への道のりと現在
Prime Videoで配信中の恋愛リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」シーズン5が8月24日に配信された第9話（本編最終話）・第10話をもって完結した。真実の愛を見つけた5代目バチェラーの長谷川惠一と大内悠里が、旅を通して運命的な恋へと落ちていった気持ちの変化を語った（※一部ネタバレを含みます）。
「バチェラー・ジャパン」は、魅力的な独身男性・バチェラーの心を射止めるために、育った環境も性格も異なる女性たちが競い合うリアリティー番組。今シーズンは、舞台であるメキシコで、非日常なデートや華やかなカクテルパーティーでの愛の駆け引きが展開され、旅に参加した16人の女性たちの心に秘められた葛藤や好きな人への恋心、友情が描き出され、多くの視聴者を熱狂させた。
取材中もお互いを何度も見つめ合いながらニコニコと話し、仲の良さがこちらにまで伝わってくるような2人だが、果たしてエピソード1で初めて出会ったときから恋に落ちる予感は感じていたのだろうか？ 長谷川は「初めてお会いしたときは、なんか派手な子がきたなと思っていたんですが、その後に泣いちゃって、え!? って。でもそれから、カクテルパーティーやグループデートで話したりするうちに、すごくしっかりしているところもあって、ずっと気になっていた存在でした」という。
一方、大内は「とにかくどんなことを考えているのかを知りたくて、前半のデートはたぶんずっと面接みたいだったと思います」と笑う。長谷川自身、その面接のような雰囲気は感じていたようで「もうデートって感じじゃなかったのがすっごく嫌でした。それは自分の気持ちが彼女に伝わっていないからだろうなって思ったんです。メキシコでの最後のデートの時も前半はまた面接みたいな話し方だったんで、そうはさせるか！ と思って、思い切って自分の気持ちを伝えました」。
2人にとって運命の恋が動き出したメキシコ最後のデートで、実は別れを告げようと思っていたという大内は「ストールンローズでの出来事が本当にショックで、ちゃんと話をしてから帰ろうと本気で思っていたんです」と明かした。だが、長谷川から思いを伝えられ、大内の気持ちは一気に動いたという。「うちは母子家庭で母親も忙しかったから、子供の頃から約束をしていても『また今度』になることが多かったんです。だから、約束なんてって思っていました。でも長谷川さんは、一緒に見れなかった花火をちゃんと見せてくれた。それがうれしくて、どんどん好きになっていきました」と心が動いた瞬間について語った。
日本に帰国してからは、好きな思いが募る一方、反比例するようにつらい気持ちも増していったという大内は「すごく好きになっていくのと同時に、もしローズをもらえなかったらもう会えないんだってことがよりリアルになってきて、いつローズセレモニーが行われるかも分からないし、他の女の子とどんな話をしてどんなデートをしているかもわからない状態だったので、すごく不安な毎日でしたね」と当時を振り返った。
そんな限界に近い状態を乗り越えて、見事結ばれた二人だったが、カップル成立後、配信までの数か月間は誰にも見られてはいけないため、配信終了した現在まで外出をすることもできなかったそう。「旅の途中は本当につらかったです。その瞬間が楽しくても、最終的には一人を選ばなければいけないということもわかっていたので。そういうつらさを乗り越えてようやくカップルになれましたが、やはり配信までバレてはいけないというプレッシャーもあり、特殊な環境のまま付き合っていかなければならなかったのは大変でした」と話す長谷川。その言葉を、何度もうなずきながら聞いていた大内は「まだどこにも行けていないんですが、やっと二人で外食に行けるのはすごくうれしいです」と笑顔を浮かべた。
取材中、SNSのことに話題がいくと大内は「配信中、ついSNSを観てしまってネガティブな言葉や、彼のSNSアカウントに自分について書き込んだコメントが目に入ってすごく落ち込んでいたんです。でも長谷川さんは、一切エゴサとかしない人なので、もう気にすんなって！ って逆に叱られました（笑）。本当に気にしない人だから、いつもすごく助けてくれるので感謝しています」と相性の良さをうかがわせるエピソード披露した。
長谷川が頼もしさを見せる一方で、大内もまた、彼が新たにカフェを出したときはメニューなど一緒に考えたり、経理のアドバイスをしたりと経営者としてサポートもしているそう。番組を通して結ばれた彼らは、お互いの強みを活かして、理想的なバランスを築き上げているように見えた。これから2人が支え合いながら、バラ色の未来を見せてくれることを楽しみにしたい。（取材・文：板橋梨奈）
「バチェラー・ジャパン」シーズン5（全10話）は Prime Video にて独占配信中