亀梨和也が狂気のサイコパス弁護士役、監修者も絶賛！三池崇史『怪物の木こり』特報公開

　亀梨和也（KAT-TUN）が狂気のサイコパス弁護士を演じる、三池崇史監督の最新作『怪物の木こり』（12月1日全国公開）から、特報映像（60秒）と場面写真が公開された。

【動画】亀梨和也の狂気全開、サイコパス弁護士vs連続殺人犯！『怪物の木こり』特報

　本作は、2019年に「このミステリーがすごい！大賞」を受賞した倉井眉介の同名小説を実写映画化したサスペンス。目的のためなら殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰（亀梨）が、凶器の斧で脳を奪い去る猟奇殺人犯の新たなターゲットとして狙われる。殺人犯を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者が入り乱れ、先読み不能なストーリーが展開される。

　特報は、山道で車が激しく大破するカーアクションからスタート。大破した車に追われていた二宮は、救急車を呼んでほしいと懇願する運転手を、割れたガラスの破片を使って容赦なく仕留める。絵本「怪物の木こり」の面を被った殺人犯が、人の脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する中、二宮は突然現れた犯人に襲われる。犯人のターゲットとなった二宮は、謎に包まれたシリアルキラーに復讐を強く誓い、やがて犯人との壮絶なバトルへと激化する。

　本作でサイコパス監修を務めた脳科学者・中野信子は、「亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました」と亀梨のサイコパス役を絶賛。「サイコパスは身近にいれば実に危険で不都合な存在ですが、スクリーンを通してみるとこれほど魅力的に見えるものかというマジックをぜひ体感してください」と作品への期待を寄せた。

　脚本は、実写映画『るろうに剣心』シリーズのエグゼクティブプロデューサーで知られる小岩井宏悦が執筆。メインキャストには、菜々緒（プロファイラー・戸城嵐子役）、吉岡里帆（二宮の婚約者・荷見映美役）、染谷将太（サイコパス外科医・杉谷九役）、中村獅童（過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役）が名を連ねる。（編集部・倉本拓弥）