「ガンダムメタバース」10月6日より日米で期間限定オープン 事前登録開始
15日、ガンダムシリーズの新情報を発信する「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2023」がオンラインで開催され、ファンとIPをつなぐメタバース空間「ガンダムメタバース」が、10月6日から17日の期間限定で、日本とアメリカでオープンすることが発表された。本日より事前登録を開始している。
ガンダムメタバースプロジェクトは、世界中のファンが集い、語り合い、ガンダムのアニメやガンプラのみならず、ファンが作ったガンプラ作品やアートといった UGC(User Generated Content)など、さまざまなコンテンツに触れる場所を創出する。バンダイナムコグループでは「ファンと共創していく場」を掲げ、ガンダムを通じたファン同士のコミュニケーションの促進を目指す。
期間限定オープン時には、アバターで多彩なコンテンツにアクセスできる3D空間、ガンプラが購入可能なECショップ、ガンダム作品にゆかりのあるアーティストによるメタバースライブが楽しめる空間を展開予定。メインコンテンツとして、ファンが制作したガンプラの写真やガンプラをスキャンしたCG、ファンのカスタムスキルを紹介する動画などを楽しめる「UGCミュージアム」もオープンする。
同ミュージアムでは、ソニーグループの技術を用いて開発した、自身が作ったガンプラをガンダムメタバースへ転送することが可能となる「ガンプラスキャン」も実装される予定だ(期間限定オープン時は、事前にスキャンして準備したものを展示)。
またECショップ空間では、6種類のイベント限定ガンプラを販売予定。こちらはスマートフォンからもアクセス可能となる。( ※商品は後日イベントや直営店舗 THE GUNDAM BASE などで販売する場合あり)
そしてライブ空間では、メタバースライブ初の公演となるアーティストとして、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」Season2 のオープニングテーマを担当したyamaが出演。さらに、「ガンダムビルドシリーズ」10周年記念映像「ガンダムビルドメタバース」のオープニングテーマを担当するBACK-ON、エンディングソングを担当する LINKL PLANET も出演する。
また10月6日より、ガンダム総合イベント「GUNDAM NEXT FUTURE - EAST / WEST / DIGITAL-」を昨年に続いて開催。今回は東京(EAST)、大阪(WEST)でのリアル会場と共に、ガンダムメタバース内にDIGITAL会場を展開する。会場では、劇場版『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』に関して、最新情報をもとにした展示を行う予定となっている。
この日のイベントには、チーフガンダムオフィサー(CGO)の藤原孝史氏と、スペシャルゲストとして音楽プロデューサーで日経メタバースコンソーシアムアドバイザーを務める小室哲哉氏も出席。「ガンダムメタバース」について藤原氏は「これまで限られらたスペースと日数でしかできなかったファンとのコミュニケーションが、国内のみならず、海外の方とも同じ時間を共有できるようになり、我々が提供するサービスだけはなく、ユーザー同士のつながりが活性化していけば」とサービスに期待をかける。(編集部・入倉功一)