大塚明夫、アニメ「鬼武者」三船敏郎モデルの宮本武蔵役に決定 木村良平、関俊彦が参戦
カプコンの戦国アクションゲームをNetflixで映像化するアニメ「鬼武者」の予告編が公開され、本作の配信日が11月2日となり、主人公・宮本武蔵の声を大塚明夫が担当することが決定した。さらに、木村良平、関俊彦ほか、豪華声優陣の参加も明らかになった。
「鬼武者」は、爽快な剣戟アクションや“幻魔”との壮絶な戦いを描くアクションゲームにして、歴史上の人物を主人公とし、金城武や松田優作、ジャン・レノなど実在の俳優をキャラクターモデルにすることでも話題を呼んだ人気シリーズ。今回のアニメ版では、総監督に三池崇史、主人公・宮本武蔵のキャラクターモデルに名優・三船敏郎さんを迎える。
大塚は、ゲーム「鬼武者」シリーズで長年にわたり織田信長役を務め「鬼武者 無頼伝」では先立って宮本武蔵役も兼任、そして自身もゲームをプレイしてきたという、“鬼武者”を知り尽くす男。さらに、松木兼介役に大塚芳忠、佐兵衛役に山下大輝、五郎丸役に木村昴、平九郎役に小西克幸、海全役に興津和幸、弦斎役に古川慎、さよ役に山根綺らが決定したほか、木村良平が新たな世界を作り出そうと侍討伐を目論む伊右衛門役、関俊彦が佐々木小次郎役に息を吹き込む。主題歌はマネスキンによる「THE LONELIEST」に決定した。
舞台は江戸初期。ある密命により、伝説の“鬼の篭手”を借り受けた武蔵は、突如として世に現れた怪物・幻魔討伐の旅に出る。貧困が蔓延する世を往く道中で武蔵は、両親を失い絶望に暮れる少女と出会い、心を通わせ守ろうとするが、2人に次々と追手や幻魔が襲い来る。映像では、武蔵による剣技や“鬼の篭手”の力を駆使して戦うアクションがスピード感抜群に展開、三池総監督らしい、血しぶきが舞うド派手な戦闘描写にも注目だ。
三池総監督を筆頭に、CGアニメ「ドラゴンズドグマ」の須貝真也監督とアニメスタジオのサブリメイションがタッグ。新たなアニメの表現に挑む。キャラクターデザインは「世界一絵が巧いイラストレーター」として呼ばれ、2022年に亡くなったアーティストのキム・ジョンギさんが務めた。（編集部・入倉功一）
Netflix シリーズ「鬼武者」11月2日世界独占配信