『ミステリと言う勿れ』5日間で興収12.9億円突破!菅田将暉&松下洸平が大阪で4,000人を前にトーク
累計発行部数1,800万部を突破する田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化し、2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠で放送された大ヒットドラマの映画版『ミステリと言う勿れ』(公開中)。本作のトークショーが大阪・梅田で行われ、約4,000人の観客を前に主人公の久能整を演じた菅田と、映画から参加した松下洸平が登壇。柴咲コウ、町田啓太、原菜乃華、萩原利久から事前に寄せられた「謎・ミステリ」な部分について語った。
9月15日から19日までの公開5日間で観客動員数94万人、興行収入12.9億円を突破するロケットスタートを切った本作。大阪の玄関口と呼ばれるグランフロント大阪のうめきた広場にて開催されたトークショーには約4,000人の観客が集い、大阪出身の菅田は「お仕事で大阪に帰ってくるたびに嬉しい気持ちになります。」と感慨深げにコメント。大阪の印象を聞かれると、菅田は「地元ですが、16歳までの行動範囲でしか大阪を知らないので……梅田や心斎橋に遊びに行きますかね。あとは阪急電車に乗ったりとか……」と回答。松下は「とりあえず食べ物! 控室にも大阪の美味しい食べ物を用意していただいたので、全部持って帰ります(笑)」と満足げ。
トークショーでは作品にちなみ、菅田、松下が共演者から寄せられた「謎・ミステリ」な部分について答えるコーナーも。菅田は同じ事務所の後輩・萩原からの「撮影現場で、ご飯を食べてるところを見たことがないです。いつ何を食べてるか謎です」というタレコミに、菅田は「え。食べますよ」と答えながら「でもまぁ整くんはしゃべるので、お腹いっぱいにはならないようにしてます」と知られざる裏側も披露。原からの「整くんはとてつもないセリフ量なのに、まったくNGを出さないところがミステリーです」というコメントには、松下も「わかる」と同調するも菅田は「そんなことないですよ、噛みますよ」と謙遜。また町田からの「拝みたくなる」とのコメントには「拝みたくなるのは町田啓太ですよ。めちゃくちゃ美しいですから。毎朝見たい(笑)。ギリシャ神話のようです」とほめ殺しで返した。
一方、松下については、柴咲から「性格がミステリアス。本当にすべての人に対等でやさしい方です。どうやってガス抜きをしてるんですか? 嫌なことがあったらどう回避してるんですか?」という質問があり、菅田も「わかる。こんな人当たりのいい人いないんじゃないかな」とベタぼめ。当の松下は「さほど何も考えてないです。難しく物事を考えない性格なんです」とのこと。さらに、初共演となった松下の芝居について菅田は「現場で見ていて、鳥肌が立つんですよ。映像では映りきらない人の圧を感じました」と絶賛していた。
フォトセッションでは、大阪でのイベントらしく、アメリカ生まれ・大阪育ちのユニークな神様“ビリケンさん”が久能整のトレードマークである天然パーマとマフラーで登場。菅田は「今回、いろんな方に整化していただいていますが、一番クオリティが高い!」、松下は「かわいいですね~」と盛り上がっていた。
トークショーに続いて二人はTOHOシネマズ梅田へ。動員が全国1位を記録した劇場での舞台挨拶で、上映後のネタバレ有りトークを繰り広げた。映画では、原作の通称“広島編”に基づき、膨大な知識と独自の価値観による持論で人の悩みや難事件までも解いていく大学生・久能整が、広島でいわくつきの名家・狩集(かりあつまり)家の遺産相続事件に巻き込まれていく。狩集家お付きの弁護士の孫・車坂朝晴について聞かれた松下は「皆さんと話し合って作った役でしたね。お芝居しているときの狩集家の人たち、みんなの想いのこもった視線に、考え方も変わって、いただいたものをお芝居で返そうと気持ちが切り替わりました」と撮影を振り返った。
最後に菅田が「正直とても大変な役ではあるのですが、舞台挨拶の風景をみると、一生懸命みんなと作ってよかったなあと感動しております。今日が舞台挨拶としては最後の予定ではあるのですが、皆さんで盛り上がっていけば、またみんなでお会いできるのではないかなと思っております!ありがとうございます」と改めて感謝を述べ、締めくくった。(編集部・石井百合子)