江口のりこ、平手友梨奈と初の姉妹役 ムロツヨシ主演ドラマで3度目の共演
俳優の江口のりこが、ムロツヨシと平手友梨奈が共演するフジテレビ系ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(毎週金曜21時~21時58分・初回放送は15分拡大)に出演することが発表された。江口は平手と「ドラゴン桜」(2021年4月期/TBS系)以来、約2年半ぶり3度目の共演となり、初めての姉妹役に挑む。
本作は、ムロが演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(くらまえ・べん)が、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん)に振り回されながら、パラリーガルとして奮闘するリーガルエンターテインメント。約54年ぶりに復活するフジテレビ金曜21時の連続ドラマ枠で放送される。
江口が演じるのは、杏の姉で、天野法律事務所の所長・天野さくら。杏とは異母姉妹で、共に弁護士の道を歩んだものの大変折り合いが悪い。父の死後、さくらが勤めていた法律事務所を辞め、父が開設した事務所を引き継いだことも関係悪化の原因なのか、さくらに会った杏は、どこかおびえたような態度を見せる。天野法律事務所は、杏が所属する香澄法律事務所とは法廷で何かと対立しており、2人の関係もラストまで物語に大きく関わっていく。
ムロと平手との共演について、江口は「平手さんとは『ドラゴン桜 第2シリーズ』以来3度目の共演で、ムロさんとは、ああ、また一緒か、という共演になります。にぎやかなスタッフキャストの方達と楽しんで撮影していきたいです」とコメント。視聴者に「きっと楽しい作品になると思います。是非ご覧になってください!」と呼びかけている。
プロデューサーの金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)は、江口について「いろんな柔らかさを持っている本当に稀有(けう)な女優さんで、温かみのある柔らかさを表現される時もあり、厳しさや恐ろしさを持った柔らかさを表現することもできる方です。今回は、後者の柔らかさを表現していただきたいと思っています」といい、本作の役どころについて「平手さん演じる杏にとって、さくらは恐怖の対象であり、誰に対しても物怖じしない杏がいつもとは違う表情を見せる相手です。その緊張感を察してムロさん演じる蔵前も、2人の動向をうかがっています。杏とさくらの関係にぜひ最後まで注目していただきたいです」と語っている。(編集部・入倉功一)
脚本はドラマ「じゃない方の彼女」「もしも、イケメンだけの高校があったら」などの服部隆ら、演出は「おっさんずラブ」シリーズや映画『Gメン』(公開中)の瑠東東一郎らが務める。(編集部・入倉功一)