安達祐実、ドSキャラに快感…ムチ打ちの内野聖陽はMが覚醒！
安達祐実が14日、都内で行われた映画『春画先生』（公開中）の公開記念舞台あいさつに登壇し、内野聖陽がドン引きしたというドSキャラに快感を覚えていたことを楽しそうに語った。この日は、内野、北香那、柄本佑、塩田明彦監督も来場した。
本作は、江戸文化の裏の華であり、“笑い絵”とも言われた春画の奥深い魅力を真面目に説く変わり者の春画研究者・芳賀一郎（内野）と、しっかり者の弟子・春野弓子（北）の師弟コンビが繰り広げる異色コメディー。
ストーリーの鍵を握る芳賀の亡き妻の姉・藤村一葉役の安達は、SNSでは強烈なキャラクターばかりの本作が「愛すべき変態映画」と話題になっていることもあり、「朝からこのような刺激的な映画を観てくださってありがとうございます」と感謝。塩田監督も「朝早くに観る映画だったかどうか（の答え）は、皆さんの胸の中にあると思います」と苦笑しつつ、観客の来場を喜んだ。
劇中、一葉が弓子に尿を飲むよう要求する場面があり、内野が「台本を読んだ時に引きました」と素直に話すと、安達は一葉役について「自分がやったらどうなるかな？ と思いながら（脚本を）読んだんですけど、わたしの好きなタイプの本だなと。すごく面白そうというか、いろいろやりようがありそうでワクワクしました」と笑顔を見せて共演者を驚かせる。
すると内野は「わたしにムチ打つんですよ。リハーサルの時から本気モードで打ってくるので、僕は目覚めそうになりました」と、安達から受けた人生初のムチ打ちについて胸中を吐露。塩田監督から「リハーサルの時に、ビシッと（ムチの）ものすごい音がしたときに『これが気持ちいんだぁ！』と叫びましたよね」と暴露されると、内野は「その瞬間、覚醒したんでしょうね」と照れ笑い。安達が「喜んでくださっているのかなと思っちゃって。もっとイケるかもしれないと思っちゃいました」と楽しそうに振り返ると、柄本は「今後（ムチで）打たれることがないと思うと、若干、内野さんが羨ましい」と本音を明かして会場の笑いを誘った。
また、安達から「根っからのM」だと思われていたという内野は「（自分は）根っからのSだと思っていたんですよ。だから、監督に『僕、できますかね？』と自信ない感じで（聞いた）」ことや、役者勢がSMについての講義を受けたという撮影秘話も披露してイベントを盛り上げた。（錦怜那）