生田絵梨花、ディズニー100周年記念作ヒロイン声優に決定 オーディションで夢つかむ
女優で歌手の生田絵梨花が、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念する新作アニメーション『ウィッシュ』(12月15日全国公開)で、主人公の少女・アーシャ役の日本版声優を務めることが発表され、生田が出演する特別映像も公開された。
【動画】生田絵梨花が登場!ディズニー100周年記念『ウィッシュ』特別映像
乃木坂46の中心メンバーとして活動した生田は、卒業後もミュージカル、ドラマ、映画と幅広く活躍。ミュージカルでは、その歌声と演技力を武器に数々の舞台で実力が評価され、2019年には菊田一夫演劇賞を受賞している。これまで、様々な音楽番組でディズニーの楽曲を歌い、ディズニー作品の声優を務めるのが夢と語るほど、大のディズニー好きでも知られており、アメリカ本社のオーディションを経て願いをかなえた。
生田は、オーディション合格を知った際のことを振り返り「サプライズ的に聞いたので、最初は本当にびっくりして、呆然としてしまったのですが、落ち着いてからマネージャーさんに『合格したよー!』と報告している時に、涙が出てしまいました。ものすごく夢だったので、嬉しかったです。“願い”が叶いました!」と、願いがキーワードとなる『ウィッシュ』のヒロインを体現するコメント。
100周年という節目のヒロイン役を務めることに「100周年を背負うと思うとすごくプレッシャーはあるのですが、一緒に日本版を作ってくださっているチームの皆さんが、私が自由に表現できるように本当に温かく支えてくださっているので、アーシャとして楽しくアフレコをさせていただいています」とプレッシャーを感じながらもアフレコを楽しんでいるようだ。
自身が演じるアーシャの魅力について「すごく真っすぐで、優しくて熱い心を持っている女の子なのですが、人のことを想って突き動かされる強さがすごく大きな子。その一方で、お茶目で、くるくる表情が変わったり、私たちにとっても親近感のあるキャラクターだと思います」と明かすと、「『ウィッシュ』の世界や、キャラクターをきっと愛してもらえるだろうと、今レコーディングしながら思っていますし、そうなるよう、引き続き命を吹き込んでいけたらなと思います」と意気込む。
また、本作は『アナと雪の女王』のスタッフ陣によるミュージカル作品でもあり、歌唱シーンに向けて、生田は「ずっとディズニーのキャラクターが好きで、ディズニー作品の歌を歌うことが好きだったので、今回まさか自分のキャラクターとして歌わせていただけるというのは不思議で嬉しい気持ちです」と感慨深く語っている。
本作は、どのディズニー作品の世界より前から存在するファンタジー世界で、どんな“願い”もかなうと言われている ロサス王国を舞台にした物語。“願いの力”をまだ知らない、明るく前向きな17歳のヒロイン・アーシャが、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、恐ろしいヴィランに立ち向かう。監督は『アナと雪の女王』のクリス・バックと、『ズートピア』などでストーリーアーティストを担当したファウン・ヴィーラスンソーンで、脚本は制作部門のクリエイティブ・オフィサーを務めるジェニファー・リーが執筆した。劇中曲「This Wish(原題)」も注目されており、数々の著名アーティストに楽曲提供するジュリア・マイケルズが音楽を担当している。(編集部・入倉功一)