『ヘル・レイザー』4Kデジタルリマスター版、12月公開決定!
1980年代を代表するホラー映画『ヘル・レイザー』(1987)の4Kデジタルリマスター版が、12月8日より全国で順次公開されることが決定した。セレクトショップ「FREAK'S STORE」を運営する株式会社デイトナ・インターナショナルが立ち上げた映画レーベル「フリークスムービー」による第1回配給作品となる。
恐怖小説家クライヴ・バーカーが、自身の小説「ヘルバウンド・ハート」を自らの監督・脚本で映画化した本作。極限の快楽をもたらすという、謎のパズルボックスと快楽の伝道師たる魔道士=セノバイトをめぐる恐怖を描き、その後、30年ほどで10本の映画が製作される人気シリーズとなった。
頭部に大量のピンが刺さったピンヘッドをはじめとする魔道士たちの禍々しくフェティッシュな造形と、明晰で知的なギャップもある愛すべきキャラクター、幻想美溢れる映像と迫力の特殊メイク、恐怖と官能が交錯する斬新な世界観で、今もなおファンを獲得し続けている。
魔道士と対峙するヒロイン、カースティ役は、その後『ヘル・レイザー』シリーズ3作品に出演することになるアシュレイ・ローレンス。カースティの父役は『ダーティハリー』の名悪役さそりを演じたアンドリュー・ロビンソン。継母役には演劇の最高権威ローレンス・オリヴィエ賞の常連であるクレア・ヒギンズがふんしている。そして、魔道士の首領ピンヘッドを演じるのはおなじみのダグ・ブラッドレイ。メインビジュアルでは、「呼ばれて来たぞ」という台詞と共に観客を魔界へ誘おうとしている。(編集部・入倉功一)
映画『ヘル・レイザー〈4K〉』は12月8日よりシネマート新宿ほか全国順次公開