除雪車の下敷きになり死にかけたジェレミー・レナー、回復過程をテーマにした音楽アルバム発表へ
映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役で知られる俳優ジェレミー・レナー(52)が、瀕死の重傷を負った除雪車事故からの回復過程を音楽にし、アルバムを発表する予定だという。本人がInstagramで発表した。
ジェレミーは今年の元日、米ネバダ州の自宅付近で除雪作業をしていたところ、除雪車の下敷きになり救急搬送。一緒にいた甥を助けようとして起きた事故だった。ジェレミーはこの事故で30か所以上を骨折、肺や肝臓にも損傷を受けたが、4月には杖や電動スクーターを利用してレッドカーペットイベントに登場するなど、奇跡的な回復を見せていた。
ジェレミーは「僕たちは、今年1月1日からの僕の回復の過程におけるさまざまな節目をそれぞれ、曲にしていった。『愛とチタニウム』を作ることは、痛みを伴うと同時に深い癒やしでもあり、非常にカタルシスを感じるものだった。みんなにこれをシェアする勇気を得ることができたらと願っている」とコメント。「Soon」という文字を載せたアルバム「愛とチタニウム」のビジュアルも公開しており、近々リリースする予定のようだ。
ちなみに、「愛とチタニウム」は ABC News のインタビューでのジェレミーの言葉から来ている。ジェレミーは当時「僕はこの経験でたくさんの血と骨を失ったが、愛とチタニウムで再び満たされた」と語っていた。(編集部・市川遥)