『ズートピア2』は第1作と「同等かそれ以上の出来に」 プロデューサーが明かす
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのプロデューサーであるブラッド・サイモンセンが、現在制作中の『ズートピア』続編について The Direct に語った。
『ズートピア』は、あらゆる動物が共に暮らす文明社会“ズートピア”を舞台に、ウサギの新米警官ジュディ&キツネの詐欺師ニックがある事件を追うさまを描いたアニメーション映画。2016年に公開され、世界興行収入10億2,552万1,689ドル(約1,538億円)を稼ぎ出す大ヒットとなった。差別・偏見といったテーマに真正面から取り組むなど革新的なストーリーも高く評価され、第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞も受賞した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
そんな人気作の続編制作が発表されたのは、今年2月のことだ。前作でもプロデューサーを務めたサイモンセンは「僕たちは皆、続編にめちゃくちゃ興奮している。第1作で参加した世界でもあるし、正直言って、あれは人生の中でも最も素晴らしい経験の一つだったから」とコメント。「続編はさらにレベルアップし、第1作と同等かそれ以上のものになると確信している。だから、この企画には皆、めちゃくちゃ興奮しているよ」と自信のほどをうかがわせた。
続編のストーリーなどはまだ伏せられており、公開予定日も未定だ。
なお、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは、人気シリーズ物では『ズートピア』続編のみならず、『アナと雪の女王』第3弾の制作も進めている。スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)で、『アナと雪の女王』及び『アナと雪の女王2』の共同監督で脚本家でもあるジェニファー・リーは第3弾について、制作初期段階ではありながら「圧倒されたし、とても興奮している」とすでに良いものが上がってきているとロンドン映画祭で明かしていた。(編集部・市川遥)