残虐殺人鬼が住民を調理する…恐怖のフェスティバルスリラー『サンクスギビング』日本版予告公開
映画『グリーン・インフェルノ』『ホステル』などの鬼才イーライ・ロス監督が手掛けた最新作『サンクスギビング』（12月29日全国公開）の日本版ポスタービジュアルと予告映像が公開された。
本作は、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだ、2007年のアンソロジー映画『グラインドハウス』内で上映された、実在しないフェイク予告編「感謝祭（Thanksgiving）」が原作のサイコフェスティバルスリラー。予告編を手掛けたロス監督が、公開から16年の時を経て、自らの手で長編映画化を実現した。
舞台は、感謝祭（＝サンクスギビング）発祥の地とされているマサチューセッツ州プリマス。一年に一度の祝祭に人々が沸き立つなか、突如として連続猟奇殺人事件が巻き起こる。感謝祭のご馳走を模した残虐なやり口で、住民たちを血祭りにあげていくのは、メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒「ピルグリム・ファーザーズ」の指導者ジョン・カーヴァーのお面に身を隠した謎の殺人鬼。街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、カーヴァーを名乗る謎のInstagramの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、彼らの名札が意味深に配されていて……。
予告編には、調理器具を凶器に、残酷なやり方で人々を殺害していく殺人鬼の姿が。『ホステル』でアイデア満載の拷問シーンを描いたロス監督だけに、いかにして犠牲者が調理されるのかも見どころとなりそうだ。
ロス監督は、脚本・製作も兼任。主要キャストには『魔法にかけられて』のパトリック・デンプシーほか、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ジーナ・ガーションらが名を連ねている。（編集部・入倉功一）