「ブギウギ」まさか…お母ちゃんに不穏な空気【ネタバレ注意】
趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)は10日、第30回が放送され、ヒロイン・スズ子(趣里)の母・ツヤ(水川あさみ)に不穏な空気が漂った。
第30回では、梅丸楽劇団の旗揚げ公演初日を迎え、大成功を収めた。その様子は新聞でも大々的に取り上げられ、スズ子の実家である銭湯「はな湯」の面々も大興奮。上機嫌の父・梅吉(柳葉敏郎)は常連客に寿司を振る舞った。
そんな中、いつも番台に座っているはずのツヤの姿がない。風邪をひいて布団で休んでいることが明らかとなり、六郎(黒崎煌代)が「寿司持ってこようか?」と聞くと、「ちょっと、もらおうかな。何や、スズ子見てたら食欲出てきたわ」とツヤはやや元気のない声で答えた。続く次週の予告では、ツヤが「あんたは余計な心配せんと、思いきり歌て踊ってください」と言う場面もあった。
突然の不穏な空気に視聴者もびっくり。ネットでは「お母ちゃんがめっちゃ心配」「嫌な予感しかしない」「緩急えぐい」「あんな元気やったのに」と心配する声が相次いだ。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルにした物語。大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子/福来スズ子(趣里)が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。
脚本を執筆するのは足立紳と櫻井剛。主題歌は中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里の3人が歌唱する「ハッピー☆ブギ」。語りを高瀬耕造アナウンサーが担当する。(清水一)