西野七瀬、フジ連ドラ「大奥」出演 主人公の付き人役で小芝風花と初共演
女優の西野七瀬が、2024年1月からフジテレビ系で放送される、小芝風花主演の木曜劇場「大奥」(毎週木曜よる22時~22時54分)に出演することが発表された。
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さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“大奥”を舞台に、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いが展開する本作。フジテレビの連続ドラマとしては2005年に放送された「大奥 ~華の乱~」以来、約20年ぶりの復活となり、愛をテーマに儚くも美しいラブストーリーが描かれる。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々は景気を改善し、国を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝風花)は、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の大奥へ渡ると、そこには1,000人近くにもおよぶ、将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、熾烈な戦いの火蓋が切られる。
西野が演じるのは、倫子の付き人であるお品(おしな)。京の宮家の姫である倫子を尊敬し、誠心誠意仕えている彼女は、倫子が家治と政略結婚するにあたり、ともに江戸城に入ることに。大奥でさまざまな試練が立ちふさがる倫子の一番の味方となり、お世話係としてどんなときも倫子に尽くす。
フジテレビの連続ドラマとしては木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年7月)以来、約3年半ぶりの出演となり、「皆さん誰もが聞いたことのある『大奥』に出演できると聞いてうれしかったです。母が昔から見ていた作品で、私もその横で見たりしていたので、そんな作品に出られるなんてすごいなと思いました」という西野。
主演の小芝とは、本作で初共演を果たし「付き人としての能力をしっかり持ちつつ、倫子のことを誰よりも分かってあげられるよき理解者でもあり、困難が訪れても倫子と二人で乗り越えていく姿を丁寧に演じていけたらと思っています。倫子もお品も芯はしっかりと持っている強い人で、どちらかがくじけそうになっても、どちらかが必ず救い上げられる絆の強い二人だと思うので、二人のつながりの強さを見ている方にお届けできたらいいなと思っています」と語っている。
企画の安永英樹(フジテレビ編成部)は「アンサング・シンデレラ」を見て「いつか『大奥』をやることがあったら西野さんに絶対にお願いしたいと思っていました」と明かし「バラエティーなどでも見せるやわらかさと柔軟さ、そしてふんわりとしたところの合間に見せる芯の強さは将軍正室・倫子(小芝風花さん)を支えながらも嵐に巻き込まれ戦い、翻弄(ほんろう)されるお品にピッタリだと思っています。豪華な着物をまとった西野さんの姿もドラマの見どころになると思います」とコメントを寄せている。脚本は「グッド・ドクター」などの大北はるか、演出は「科捜研の女」シリーズや「相棒」シリーズの兼崎涼介(※「崎」は「たつさき」が正式表記)らが担当する。(編集部・入倉功一)