JO1與那城奨、品川ヒロシ監督の一言にプレッシャー…
グローバルボーイズグループ・JO1の與那城奨、大平祥生、金城碧海が17日、新宿ピカデリーで行われた映画『OUT』(公開中)初日舞台あいさつに登壇し、ハードなアクションシーンを振り返った。舞台あいさつには倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、庄司智春(品川庄司)、渡辺満里奈、杉本哲太、品川ヒロシ監督も参加した。
本作は、累計発行部数670万部を突破するヤンキー漫画を、映画『ドロップ』などの品川ヒロシ監督が実写映画化。原作は、品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を反映した実録物語。少年院から出所した伝説の不良・達也(倉)が、更生を誓いながらも暴走族の抗争に巻き込まれていく。與那城は暴走族「斬人(キリヒト)」の特攻隊長・長嶋圭吾を、大平は親衛隊長・目黒修也を、金城は期待のルーキー・沢村良を演じている。
與那城は撮影中、品川監督から「1発で決めてね」と何度も言われたことを明かすと「ガラスを割ったり、壁を殴ったりするシーンがあったと思いますが、とにかく1回しかできないと言われたんです」と撮影を振り返る。
品川監督は「いや、1回しかできないということではなくて、例えばミスってガラスを割ってしまうと、それを張り替えると1時間ぐらい時間が余計にかかってしまうから、1発で決めてねっていうことだったんです」と真意を明かすと、與那城は「それが結構プレッシャーで……。合計で3枚割ったのですが、1枚目はうまく行ったのですが、足場が結構滑る場所だったので、その後はどうしてもガラスに当たっちゃって大変だったんです」と苦労を明かす。
さらに與那城は「アクションシーンで、実際に相手のパンチが僕の顔をすったことがあった」とも言い、「終わったあと、ちょっと顔が赤くなっていたんですよね」とギリギリのラインを追及して臨場感を出した現場だったことを回顧していた。
また登壇時、水上が劇中で演じた「斬人」の副総長・安倍要の声であいさつすると、「次はどんなあいさつをしてくれるのかな」と次の順番の與那城にプレッシャーをかける。與那城は予想以上に小さな声であいさつすると、続いた金城は「おい、人の姉ちゃんに……」と劇中の過激なセリフを発言し、会場をパニックに陥れるなど場を盛り上げていた。(磯部正和)