齊藤京子&ヒコロヒー「泥濘の食卓」でドラマ初共演 笑い封印で“ガチ演技”
日向坂46の齊藤京子が単独主演を務める、テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(ぬかるみのしょくたく/毎週土曜よる11:30~)に、トークバラエティー「キョコロヒー」(毎週月曜よる11:45~)で齊藤と共演するヒコロヒーが出演することが、20日に放送された同番組内で発表された。
漫画家・伊奈子原作の「泥濘の食卓」は、バイト先の妻子あるスーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)と恋に落ちた、齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)が、彼の息子のハルキ(櫻井海音)、妻のふみこ(戸田菜穂)ら一家に近づき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描いた物語。
ヒコロヒーが演じるのは、深愛の父の妹で、叔母のあかり役。“純愛モンスター”・深愛を生み出した母・捻木美幸(筒井真理子)の過去が明かされる20年前を描いた第7話の回想シーンと、現代の深愛の人生を左右する第8話の重要なシーンで、笑いゼロの“ガチ演技”に挑んだ。
当初は「(齊藤京子の)宝物みたいな大切な経験になる現場だと思ったので、お笑い畑の自分が軽はずみに出るのは何かおこがましいのではと思い、断ろうと言いました」というヒコロヒー。それでも出演を決意した後は、「回想シーンでは18歳の設定ですと通達されたので、急いで『SK-II』を顔面にぶち塗るなどしました」と事前準備も万全に挑んだ。
最初はほんの少しの出演だと聞いていたというヒコロヒーだが、実際に台本を読むと「聞いてた話とちゃうくて、キーマンみたいになっている!」と衝撃を受けたといい、齊藤との共演シーンでは、台本で約3ページに渡る掛け合いを見せることに。齊藤が「ドラマが一瞬、『キョコロヒー』に乗っ取られます」と言うほどで、番組ファン必見のシーンとなりそうだ。
齊藤は「いつもは緊張感のあるシーンが多く、現場にいる時は常に真剣でいましたが、ヒコロヒーさんがいらっしゃって笑顔が多くなったといいますか、良い意味で緊張感が解けてアットホームな雰囲気になりました!」と歓喜。「ヒコロヒーさんが『泥濘の食卓』に入ってくださったことで、ドラマが一層盛り上がり、物語も一変します!原作でも非常に重要なキーパーソンです! また、ドラマ内で一瞬『キョコロヒー』がジャックするところも色んな意味で面白く異質な空気感が流れるのでは、と思います! ヒコロヒーさんがこのドラマをさらに盛り上げてくださっているといっても過言ではありません! ぜひぜひ楽しみにしていただきたいです!」と呼びかける。
一方のヒコロヒーは、撮影現場の齊藤について「真摯に、良い意味でプライド高く、素直に現場と向き合っているなと思いました。なんかの拍子にずっと笑って、笑いが止まらなくなっており、『こいつ、しょっちゅうこの状態なってんねやろうな』と思いました」とコメント。ドラマについて「ひと筋縄でいかない物語を、いろんな角度から共感したり唖然としたりしながら楽しんでいただけるドラマなのかなと思います」と語っている。
また「キョコロヒー」内では、第7話に、深愛の母、美幸の義父役でモト冬樹が出演することも発表された。(編集部・入倉功一)